News
PR

自作キーボード専門店「遊舎工房」が福岡・嘉穂無線ホールディングスの子会社に

Ernest

 自作キーボード専門店「遊舎工房」を運営する株式会社遊舎工房(東京都台東区)は25日、福岡県を拠点とする嘉穂無線ホールディングスの子会社となることを発表しました。買収後も遊舎工房のブランドや運営体制は維持されるとのことです。

 遊舎工房は自作キーボード文化の発展を軸に事業を展開してきた企業で、秋葉原に実店舗を構えるほか、ECサイトを通じて全国のキーボード自作愛好家にパーツや関連商品を提供してきました。今回の買収により、より強固な経営基盤のもとで事業拡充を図る方針としています。

 買収企業である嘉穂無線ホールディングスは1950年に創業し、電子工作キットの製造販売を行う「イーケイジャパン」、電子部品専門店「カホパーツセンター」、ホームセンター「グッデイ」など、ものづくりやライフスタイル領域で多彩な事業を展開するグループ企業です。

 「カホパーツセンター」(通称:カホムセン)は、関東や関西ではあまり知られていませんが、九州地方を中心に展開する電子部品や工作用品の専門店です。電子工作愛好家やDIY愛好者に支持され、特に福岡では地域に根差した電子パーツショップとして長年営業を続けています。

 また、同グループが展開するホームセンター「グッデイ」は、九州地方を中心に店舗展開しており、DIY用品や園芸用品、インテリア、ペット用品など幅広い商品を取り扱っています。地域密着型の経営で、一般的な全国チェーンのホームセンターとは異なる品揃えやサービスが特徴といいます。関東や関西ではあまり知られていませんが、九州では暮らしに関わる様々な商品を提供する地域の重要な小売店として認知されています。

 今回の買収により、遊舎工房は嘉穂無線ホールディングスグループのものづくり関連事業とのシナジーを活かしながら、さらなる成長を目指すとしています。なお、秋葉原店舗およびECサイトは従来通り運営され、顧客サービスに変更はないとのことです。

記事URLをコピーしました