レビュー DOIO KB16 片手専用マクロメカニカルキーボード
KB16 片手専用マクロメカニカルキーボード
接続方式 | 有線接続 |
ケーブル | 着脱式USB Type-C パラコートケーブルが付属 |
スイッチ | Gateron Yellow Pro |
サイズ | 142.5mm×96.2mm×33.0mm |
重量 | 約320g |
リマップツール | VIA |
ホットスワップ | 対応 |
ケース加工方法 | CNCアルミ削り出し |
ケースカバー材質 | アルミ合金+アクリル |
キーキャップ材質 | PBT |
キーキャッププロファイル | XDA |
購入方法と販売店
片手専用メカニカルキーボードとは
片手専用メカニカルキーボードは、特にゲーミングやプログラミングにおいて効率的な操作を実現するために設計されたデバイスです。これらのキーボードは通常のフルサイズキーボードよりもコンパクトで、片手操作に最適化されています。以下に、主な特徴と用途を詳しく説明します。
特徴
- メカニカルスイッチ:高速な反応と優れた打鍵感を提供し、長時間使用しても疲労が少ないのが特徴です。また、高い耐久性を持ち、数千万回の打鍵に耐えられます
- プログラム可能なキー:多くのモデルにはマクロキーが搭載されており、複雑な操作を一つのキーに割り当てられます。これにより、ゲームプレイや作業効率が大幅に向上します
- RGBバックライト:多くのモデルにRGBバックライト機能が搭載されており、ユーザーの好みに合わせて視覚的にカスタマイズできます
用途
- ゲーミング:高速な反応と複雑なコマンドの簡単な実行が可能なため、多くのプロゲーマーやストリーマーに愛用されています。特定のゲームタイトルに最適化されたモデルも多数存在します
- プログラミングやクリエイティブ作業:ショートカットキーを活用することで作業効率を大幅に向上できます
片手専用メカニカルキーボードは、プログラム可能なキーやカスタマイズ可能なバックライトを備え、ゲーミングや生産性向上に役立つ機能を提供しています。
DOIO KB16について
DOIO KB16は、以下の特徴を持つ片手専用メカニカルキーボードです。
- デザイン:ガスケットマウント内蔵により、打鍵時の衝撃を吸収し反響音を軽減
- キー数:16キーと3つのノブを搭載、4レイヤーまでカスタマイズ可能
- 接続:USB-C による有線接続のみ対応
- カスタマイズ:VIA ツールを使用し、キーのリマップやバックライト設定が可能
- 価格:約1万円で入手可能なコストパフォーマンスに優れたデバイス
- 互換性:iPad、Android、PC で使用可能
動画
デザインと構造
DOIO KB16はガスケットマウントデザインを採用し、打鍵時の衝撃を効果的に吸収します。アルミ合金とアクリル素材の筐体は頑丈で耐久性があり、安定した打鍵を実現します。さらに、このキーボードは高品質なPBTキーキャップを採用しており、長期間の使用でも摩耗しにくく、快適なタイピング体験を提供します。
142.5mm×96.2mm×33mmのコンパクトサイズで、320gの重量を持つDOIO KB16は、デスクスペースを有効活用しつつ持ち運びも便利です。左手デバイスとして設計され、狭いスペースでも快適に使用できます。
8色展開(ブラック、グリーン、グレー、ピンク、ソイグレー、ホワイト、イエロー、ネイビー)で、個々のスタイルに合わせて選択可能です。カラフルなデザインは作業空間を明るくし、モチベーションを高めます。0.91型のOLEDディスプレイを搭載し、現在のレイヤーを一目で確認できます。
付属品
- USBケーブル:USB Type-Cケーブルが同梱
- キーキャッププーラー:キーキャップを簡単に取り外せる専用工具
- VIAクイックガイド:キーマップ変更ソフトウェア「VIA」の使用説明書
- レイアウトガイド:Photoshop、Illustrator、Premiere、Blenderに対応したキーボードレイアウトの説明書
- ダンボールクラフト:鹿型の組み立て式ダンボール工作キット
機能と特徴
DOIO KB16はVIA対応のQMKベースファームウェアを採用。ユーザーは簡単にキー割り当てをカスタマイズして、作業に最適化できます。直感的なインターフェースにより、初心者でも容易に操作可能です。キーキャップはXDAプロファイル。スイッチはGateron Yellow Proを採用していて、スムーズで静かな打鍵感を実現。4mmストローク、2mmアクチュエーションポイント、50g押下圧で快適な長時間使用が可能です。
ホットスワップ対応で、キースイッチとキーキャップの交換が容易。ユーザーは好みの打鍵感や外観を追求できます。3つのクリック機能付きノブを搭載し、最大88スロットのキー割り当てが可能。複雑な操作も迅速に行え、作業効率が向上します。ノブのカスタマイズも可能です。
4層のレイヤー機能搭載で、最大4つのソフトウェア専用キーマップを登録可能。複数アプリケーション使用時に便利で、用途に応じて簡単に切り替えられます。スムーズな操作でストレスフリーな使用感を実現しています。
価格とコストパフォーマンス
DOIO KB16は、約1万円の価格でコストパフォーマンスがとても良い左手デバイスです。初心者向けのエントリーモデルとして、手頃な価格で高機能な作業環境を提供します。機能性と価格のバランスが優れており、特に初めての左手デバイス使用者にとって魅力的な選択肢です。多機能でありながら、コストを抑えられる点が特徴です。
VIA
VIA(ヴィア)は、QMK対応キーボードのキーマップを柔軟に変更できる強力なアプリケーションです。
このツールの最大の特徴は、ユーザーフレンドリーな視覚的インターフェースを通じて、直感的かつ効率的にキーマップの設定を行えることです。複雑なコーディングや専門知識を必要とせず、ドラッグアンドドロップの操作で簡単にキーの機能を割り当てたり、変更したりすることができます。また、リアルタイムでの変更反映により、即座に新しいキーマップを試すことができるため、ユーザーの好みや作業スタイルに合わせて最適化することが容易になります。
使用感
筆者は、DOIO KB16を実際に使用し、画像編集や記事作成のワークフローに組み込んでみました。VIAを使用してショートカットキーを自由にカスタマイズし、頻繁に使用する機能や操作を割り当てたところ、作業効率が驚くほど向上しました。特に、複雑な操作を1つのキーに集約できる点が非常に便利で、創造的な作業により集中できるようになりました。その結果、タスクの完了時間が短縮され、同時に作業の質も向上したことを実感しています。
さらに、DOIO KB16の特徴として、Gateron Yellow Proスイッチの採用が挙げられます。このスイッチは、4mmの十分な深さのキーストロークを持ちながら、2mmという比較的浅い位置にアクチュエーションポイントを設定しています。この絶妙なバランスにより、キーを深く押し込まなくても確実に入力が可能となり、同時に十分な触感フィードバックも得られます。結果として、軽快で確実性のある、滑らかで心地よい打鍵感に満足しています。また、VIAを使用することで、バックライトの設定やキーバインドのリマップも簡単に変更できるため、非常に使いやすい片手専用メカニカルキーボードとなっています。
まとめ
片手専用メカニカルキーボード「DOIO KB16」の特徴と利点を総合的にまとめます
- コンパクトで効率的なデザイン:16キーと3つのノブを搭載し、左手専用に設計された142.5mm×96.2mm×33mmのコンパクトサイズで、デスクスペースを有効活用できます
- 高度なカスタマイズ性:VIAツールを使用して、キーマップやバックライトの設定が可能で、4レイヤーまでカスタマイズできます。これにより、ユーザーは自分の作業スタイルに合わせて最適化できます
- 優れた打鍵感:ガスケットマウント構造を採用し、Gateron Yellow Proスイッチを使用することで、スムーズで静かな打鍵感を実現しています
- 多様な用途:画像編集、動画編集など、様々な用途に適しています
- コストパフォーマンス:約1万円という手頃な価格で、高機能な作業環境を提供します
- 使いやすさ:初心者でも扱いやすい直感的なインターフェースを持ち、複雑な操作を1キーに集約できます
これらの特徴により、DOIO KB16は生産性を大幅に向上させ、ユーザーの作業効率を高めることができる優れた片手専用メカニカルキーボードだと言えます。
[レビューサンプル提供:KIBU]
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