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【レビュー】RODE、XCM50 24bit対応の高音質USBマイク!配信とゲーミング向け機能搭載で1万8,470円

Akama

 今回はRODE Microphonesのゲーマー・ストリーマー向けUSB接続コンデンサーマイク「XCM-50」をレビューします。

 ゲーマーにとって、快適なボイスチャットは快適なゲーム体験に直結します。しかし、高音質なUSBマイクは高額で、機能も複雑で分かりにくいものが多いのが現状です。

 XCM50は24bit対応の高音質録音と、配信に特化した専用ソフトウェアを搭載したUSBマイク。18,470円という価格で、ノイズの少ないクリアな音質と使いやすい機能を両立しています。

 配信初心者やクリーンな音声でのコミュニケーションを重視するゲーマーにとって、セットアップの簡単さと高音質を兼ね備えたXCM50は、非常に魅力的な選択肢と感じました。

 個人的にRODEはマイクアームの評価が特に高いイメージだったのですが、マイクの評判も上々なよう。これは期待できます。

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XCM50 の基本スペック

  • 価格: 1万8,470円
  • 接続方式: USB (プラグアンドプレイ対応)
  • 指向性: 単一指向性
  • 周波数特性: 20Hz – 20kHz
  • サンプルレート: 24bit・48kHz
  • 付属品: マイク用3脚、USBType-C to Cケーブル、3.5mm延長ケーブル
  • 対応OS: Windows10以上、Mac OS 10.12以上

使いやすさ:初心者でもすぐ使える?

 XCM50はUSBマイクなので、XLR端子でのオーディオインターフェースへの接続やドライバーのインストールをせずにプラグアンドプレイで使用可能です。

 付属のケーブルはUSB Type-C to CケーブルなのでType-Cでの接続にに対応したマザーボードが必要となりますが、多くのマザーボードではType-C端子が用意されているので特に問題は無いかと思われます。

 そして、箱から出してすぐに使えるのはとても簡単で、こういった周辺機器に慣れていない方にとっても大きな魅力ではないでしょうか。

セットアップ方法

 USBを挿すだけで接続が完了し、Windows側の設定からXCM50を入力に設定することですぐに使用可能です。

操作性

 押し込み可能な赤いボリューム調整ダイヤルがあり、押し込むことでマイクミュートやマイクについている3.5mm出力から入力音声をモニターすることもできます。

デザイン

 コンパクトな本体で、赤と黒を基調にしたゲーマーのデスクに合うデザインです。G PRO Xより少し小さめのサイズです。本体の脚は360°回転するので、いろいろな角度に調整できます。

 しかし、XCM50の三脚はかなり大きく、デスクの面積をかなり占有します。

 最大限に開かないと自立できず、500×500mmのスクエアサイズのマウスパッドが主流になりつつある現在、ただでさえ机のスペースが限られているゲーマー目線では専用三脚スタンドの使用はあまり適していません。

付属品 

 XCM50には3/8インチネジと5/8インチネジを使用できるので、対応するマイクアームと接続しての使用がおすすめです。

ソフトウェア「UNIFY」について

 XCM50は専用ソフト「UNIFY」をインストールしなくても使えます。ですが、このソフトを使うとよりストリーマー向けに使えます。

 私は普段、YamahaのZG01でXLR接続のコンデンサーマイクを使っています。ZG01はオーディオインターフェースで、ゲーマー向け製品として本体のボタンで配信用の効果音やエコーを出せます。

 XCM50の専用ソフト「UNIFY」では、ブラウザ、音楽ストリーミングサービス、ゲーム音声などを簡単にミキシングできます。設定をすれば、ZG01と同じように配信用の効果音も出せます。

 しかし、3.5mm端子のボリューム調整用ダイヤルの押し込みでミュートする機能など一部の操作は、「UNIFY」を起動(もしくはバックグラウンドで起動)したままでないと使えません。ちょっと残念なポイントです。

価格に見合う価値はあるか?

 XCM50の価格は1万8,470円で、USBマイクとしては少し高めです。

 しかし、ストリーミングの質を高められるソフトウェアと、高音質で安定した性能を考えると、とてもお得な製品だと思います。24bit 48kHzで録音できて、DiscordでNitroがなくても十分な音質になりますし、24bitの録音のおかげでノイズも気になりません。

 同価格帯のHyper X QuadcastやLogicool G Blue Yetiと比較しても、これらは16bit 48kHzまでしか対応しておらず、16bitの場合はノイズが目立つことがあるので、24bitに対応しているXCM50の方が音質面で優れています。

メリット
デメリット
  • コンパクトなサイズの中に内部ポップガードやショックマウントを内蔵
  • ノイズの目立たない24bitにUSBマイクで対応
  • 配信で”使える”「UNIFY」ソフトウェア
  • 付属の3脚が大きすぎる
  • 専用ソフト「UNIFY」を起動していないと使えない機能がある

どんな方におすすめできるか

 XCM50は、効果音を使った配信を始めたい人やボイスチャットでのノイズを抑えたい人、そしてUSBマイクで配信とゲームの両方を楽しみたい人に最適なマイクです。

 特に、配信初心者やクリーンな音声でのコミュニケーションを重視するゲーマーにとって、簡単なセットアップと高音質な録音が魅力となるでしょう。

 ただし、高品質なオーディオインターフェースを持っていて、マイクの音質にこだわりたい人は、別の選択肢を検討した方が良いかもしれません。

まとめ

 XCM50は、ノイズの少ない24bit録音に対応し、専用ソフトウェアで配信やボイスチャット用の効果音を簡単に使えるUSBマイクです。まさにDISCORDやゲーム配信に最適な1台になっています。

 1万8,470円というこの価格で高品質な性能を得られるので、初めてUSBマイクを購入する人やPCゲームをこれから始める人にも自信を持ってお勧めできるマイクです。

 ただし、マイクアームは必須だと思います。付属品の3/8インチネジ、もしくは5/8インチネジに対応するマイクアームがあるとさらに便利に使えます。

 評価の高いRODE製マイクアーム「PSA1+」は3/8インチネジに対応しているので、ブランドを統一しても良さそうです。

[サンプル提供:銀一]

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