ASUS、分割型ゲーミングキーボード「ROG Falcata」を発表
ASUSは、ROGブランドから初となる左右分割スタイルのエルゴノミクスゲーミングキーボード「ROG Falcata」を発表した。75%サイズの同製品は、ラピッドトリガー機能を搭載し、マルチファンクションホイールとボタンによる直感的な操作が可能である。

分割設計で多様なゲーミング環境に対応
ROG Falcataは、肩幅を広げた状態でも入力できる左右分割スタイルを採用している。左右ユニットを密着させると通常のキーボードとして使用でき、FPSゲームなどでは左ユニットのみでの使用も可能だ。この設計により、マウス操作のスペースを確保しながら、プレイヤーの体格や好みに応じた配置が実現できる。

底面には高低2種のネジ式スタンドを装備し、手前側を持ち上げるなど好みの角度に調整可能である。また、六角レンチで着脱できるシリコン製リストレストが2つ付属し、キーボードの独特な傾斜角度に完璧に対応する。

新型磁気スイッチで高精度入力を実現
キースイッチには、新開発の磁気ホールセンサー式リニアスイッチ「ROG HFX V2 Magnetic Switch」を搭載している。従来モデルと比較して内蔵磁石のサイズを大型化することで精度を向上させ、0.1~3.5mmのアクチュエーションポイント調整と0.01mm単位での微調整が可能となった。
新型ROGホールセンサーは、優れた精度と正確な入力検出を実現し、電気ノイズや干渉を軽減する。キーキャップには高耐久性のPBT素材を採用している。
🔥ROG Falcata🔥
— ROG Japan (@ASUSROGJP) May 21, 2025
ROG HFX V2 磁気式スイッチについて
・0.1mm~3.5mm カスタマイズ
・0.01mm間隔で微調整可能
アクチュエーションポイントの設定はサイドホイールとボタン、上部にあるトグルはラピットトリガーモードのオンオフが可能
ソフトを立ち上げなくても設定できるのは嬉しいポイント🥰 https://t.co/ZjXKeAGUkv pic.twitter.com/gAnRdAPU4p
高速通信と直感的操作機能
接続方式は、有線USB、専用ドングルによるROG SpeedNova 8Kワイヤレス技術、Bluetoothの3種類に対応する。有線・無線ともに最大8,000Hzのポーリングレートでの通信が可能だ。Bluetooth接続では最大5台のデバイスを同時にサポートする。
左側面に配置されたプログラム可能なマルチファンクションホイールとボタンにより、アクチュエーションポイント、ラピッドトリガー機能の感度、音量、メディア再生、キーボードライティングなどの設定を瞬時に調整できる。

4層構造で快適な打鍵感を追求
内部構造は、シリコンフォーム、ポロンスイッチパッド、ポロンダンピングフォーム、シリコンパッドの4層構造を採用している。この設計により、打鍵音を吸収し、よりクッション性のある打鍵感を実現する。
Keyboard reveal in 3…2…🤯
— ROG Global (@ASUS_ROG) May 20, 2025
Split design. Magnetic precision. Built for control. 🧲
The #ROG Falcata has landed at #COMPUTEX2025. pic.twitter.com/XQZFYGNqR9
国内展開は決定、詳細は今後発表予定
ROG Falcataの国内での取り扱いは決定しているが、価格や販売時期については明らかにされていない。同製品は、ROGブランドとして初の分割型キーボードとして注目を集めており、今後の詳細発表が期待される。

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