IQUNIX EZ63磁気キーボードの白モデルが新発売、8KHzポーリングレート対応 2万9,980円
ふもっふのおみせは6月19日、IQUNIX EZ63磁気キーボードの白モデルの販売開始を発表した。同製品は8000Hzのポーリングレートと調整可能なアクチュエーションポイントを特徴とするゲーミングキーボードである。価格は2万9,980円。


高速レスポンスを実現する磁気スイッチ技術
IQUNIX EZ63は、磁気スイッチ技術を採用したゲーミングキーボードだ。8000Hzのポーリングレートにより、キーボードの入力遅延を0.125ms(理論値)まで削減する。この技術により、特にスピードが求められるFPSゲームでの瞬時の反応を可能にしている。
同製品の最大の特徴は、各キーのアクチュエーションポイントを0.1〜4mmの範囲で調整できる点である。プレイヤーは自身のプレイスタイルに合わせて、キートリガーの力と反応点をカスタマイズできる。

ラピッドトリガー機能で連続入力を最適化
EZ63には「ラピッドトリガー」機能が搭載されている。この機能により、リセットポイントに達することなくキーを連打することが可能だ。さらに、ラピッドストップモードでは0.01mmの感度で反応し、精密な操作が必要なFPSゲームに最適化されている。
キーボードの構造面では、eSports用に開発された独自のガスケットデザインを採用している。PCBとアルミプレートを柔らかなシリコンガスケットで固定することで、タイピング時の振動がケースに伝わることを防ぎ、誤タッチを最小限に抑える設計となっている。

耐久性と操作性を両立した設計
筐体にはアルミニウムを使用し、耐久性と安定性、効果的な放熱性を実現している。キーキャップには摩耗に強いプレミアムダブルショットPBTキーキャップを採用し、長時間の激しい使用でも耐久性を保つ。

スイッチには「Gateron Magnetic Jade Gaming」スイッチを搭載している。このスイッチは初期押下圧36g、総合押下圧50g、総トラベル3.5±0.1mmの仕様で、1億回以上の耐久性を持つ。レアアース磁石による正確で高速なトリガー反応と、澄み切った打鍵音を特徴とする。
Webベースソフトウェアで簡単カスタマイズ
設定のカスタマイズには、Webベースの「EZソフトウェア」を使用する。特別なアプリのダウンロードは不要で、ブラウザから直接アクセスして設定をパーソナライズできる。WindowsとmacOSの両方に対応し、ワンクリックでプロの設定にアクセスすることも可能だ。
製品仕様と付属品
EZ63の主な仕様は以下の通りである。レイアウトは60%のANSI配列で、接続は有線のみ。寸法は307mm×124.5mm×22mm(前面高さ)、重量は1000g、角度は6.5°となっている。

ポーリングレートは8000Hz、レイテンシーは0.125ms、ラピッドトリガーのリリース感度と押下感度はともに0.01mmだ。調整可能アクチュエーションは0.1〜4mmの範囲で設定できる。ホットスワップ、Nキーロールオーバー、キーごとのRGB、フルリマップに対応している。
付属品には、HEキーボード本体、USBケーブル、キーキャップ&スイッチプラー、Mac用補助キーキャップ4個、Gateron Magnetic Jadeスイッチ5個が含まれる。


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