Nitro Factory、ゲーミングマウス用全面ソール「nTech Skate Plena(α edition)」を発売
Nitro Factoryは、ゲーミングマウス用の専用全面マウスソール「nTech Skate Plena(α edition)」を発売した。価格は1,650円で、対応機種はLogicool G PRO X SUPERLIGHT 2とRazer Viper V3 Proである。


独自のエッジ処理技術で滑走性能を向上
nTech Skate Plenaは、汎用丸型のnTech Skate LE seriesで培われた加工技術や設計思想をフィードバックした専用形状のマウスソールだ。同製品の最大の特徴は、プレイスタイルや使用するマウスパッドに合わせて選択できる2種類のエッジ処理にある。
「Pure R」は一定の曲率のカーブで接触面積を最大化し、操作時のマウスの姿勢安定性が高い仕様となっている。一方、「Gradation R」は曲率をグラデーションのように変化させ、柔らかいマウスパッドでの沈み込みによる変化を緩やかにし、急激な抵抗の変化を防止する設計だ。これらのエッジの違いは、特に面積の小さい形状のソールにおいて違いをもたらすという。
「削る」加工で一貫した滑走特性を実現
従来の一般的なマウスソールは、輪郭を「歪める」ことでエッジがマウスパッドに引っかからないよう工夫されている。しかし、nTech Skate Plenaは「削る」ことによってエッジそのものがない状態にする独自の加工方法を採用した。
歪めることで作られたソールは、その歪んだ形状を平坦な取り付け面に貼り付けることにより、中央が凹み、歪みのピーク部分のみが出っ張ったような形状になる。これにより、使用初期には出っ張りのみが削れることで滑りの特性が日々変化し、出っ張りが削り切れた頃にはエッジ部分とマウスパッドが近くなり、エッジが少し沈み込んだだけでマウスパッドにエッジが引っかかるようになる。この結果、滑りの特性が安定している期間が殆どない状態となる。
一方で、削ることによってエッジ処理されたマウスソールは、取り付け面も滑走面も平坦であり、使用初期から製品寿命に至るまで一貫性のある滑りの特性を提供するとしている。
粘着テープの改良で異物混入を防止
同製品では、マウスソールの外径よりも少し内側にオフセットさせた粘着テープ仕様により、マウスソールの縁に埃や繊維クズが溜まらない設計を採用している。こういった異物は滑走中にマウスパッドとマウスソールの間に入り、滑りのフィーリングを著しく乱すため、この改良により安定した滑走性能の維持が期待される。
さらに、強化不織布の基材を採用した両面テープのため、粘着剤の柔軟性によるマウスソールのブレが小さいという特徴も備えている。
製品仕様と注意事項
6月28日時点での対応機種は、Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2(全面ソール、厚さ0.7mm)とRazer Viper V3 Proとなっている。ただし、Razer Viper V3 Pro用は現在売り切れまたは入手不可の状態だ。
全面ソールを使用するためには、別途QSBSが必要となる。また、こちらはα版のため、今後パッケージや同梱物等の仕様が変更になる場合があると明記されている。同梱物はマウスソール1セットのみで、マウス本体は付属しない。


📢 ANNOUNCEMENT 📢
— Nitro Factory-devices【公式】 (@NitroFactory_JP) May 7, 2025
QSBS(Quick Swap Base System)が入手可能になりました〜!
マウスパッドに応じてソールも使い分けたい方、マウスソールを沢山持っている方は是非〜
🦵製品ページ🦵https://t.co/hhSl8NfRZX
👇取り付け動画👇https://t.co/yysHWknYi0 pic.twitter.com/XycMMtLKQR

