AndGAMERのコントローラー「GENESIS」予約受付開始
AndGAMERは、PC用コントローラー「GENESIS」の先行予約受付を開始した。価格は1万2,980円で、8月31日までの先行予約販売となっている。対応機種はPC、Nintendo Switch、Android、iOS。発送時期は2025年内を予定しており、先行予約分発送後に一般販売も予定される。

「Void Gaming」ブランドを展開するAndGAMERはこの製品について、「PCコントローラーの新しいスタンダード」と掲げている。同社はこれまでミリ単位の精度にこだわるカスタムコントローラーを展開してきた実績があり、その技術と知見を活かして開発された完全オリジナル形状のコントローラーだ。

競技レベルの性能と操作性
GENESISの最大の特徴は一般的なコントローラーの8倍となる2000Hzのポーリングレート。これにより高速な通信が可能になり、スムーズな操作感を提供するとしている。操作性においても様々な工夫が施されており、ドリフト現象が起こりにくいホールエフェクト方式の「TMRスティック」を採用している。耐久性にも優れているという。
物理的な操作感にもこだわりがあり、アクションボタンは「カチッ」という明確なフィードバックが得られるマウスクリックのような押し心地を実現。L2/R2トリガーは深さを調整できる設計で、浅めのスマートトリガーと深めのホールセンサー式から選べる仕様になっている。
十字キーは通常タイプとラウンド型の2種類が付属し、ゲームジャンルによって交換できることも特徴だ。本体は大きすぎず小さすぎない中間サイズに設計され、凹凸加工されたグリップは手のひらに自然にフィットすると謳う。

豊富な追加機能とカスタマイズ性
「F1〜F4」「背面ボタン」「CZボタン」「LRボタン」といった10個の追加ボタンが実装されているのも大きな特徴だ。F1〜F4ボタンはVCミュートや録画開始などのPC機能に加え、プロファイル切替やボタンリマップなどの設定変更もワンタッチで実行可能。背面ボタンは親指をスティックから離さずにジャンプやリロードなどの操作が可能となっている。
CZボタンは既存のA・B・X・Y配置に2ボタン追加することで操作の幅を広げ、LR追加ボタンにより一般的なコントローラーより2つ多い6ボタン仕様となっている。専用ソフトウェアでは、スティックの感度カーブやデッドゾーン調整、キャリブレーション機能なども利用可能で、細かなカスタマイズが行える。またジャイロ機能はSwitch対応で、スティック入力としても変換可能だという。
付属品として本体のほか、USB-Cケーブル、2.4GHzドングル、交換用十字キー、スティックキャップ(高さ15mm)×2が同梱される。バッテリー持続時間は20時間以上、重量は190g(サンプル計測)だ。


