MenaRD選手がEVO 2025で優勝、2025年度EVO2大会制覇の偉業達成
カプコンは8月5日、日本時間8月2日から4日にかけて開催された対戦格闘ゲームの祭典「EVO 2025」において、WBG/RB | MenaRD選手が優勝したと発表した。同選手は5月に日本で開催された「EVO JAPAN 2025」に続く勝利で、2025年度のEVO2大会制覇という偉業を成し遂げた。

CAPCOM Pro Tour Premier EVO 2025の結果
今回の「CAPCOM Pro Tour Premier EVO 2025」では、4,000名以上の参加者が集まる中、WBG/RB | MenaRD選手が頂点に立った。準優勝はZETA | KAKERU選手、3位はESAHK | MICKY選手となった。
「CAPCOM Pro Tour 2025」の大会群の一つである「Premier(プレミア)」は、オフラインで開催される個人戦トーナメント大会である。全8回開催される各大会の優勝者は、世界決勝大会「CAPCOM CUP 12」の出場権を獲得できる仕組みとなっている。
CAPCOM CUP 12出場権の行方
優勝者のWBG/RB | MenaRD選手と準優勝者のZETA | KAKERU選手は、既に2026年に両国国技館で開催が予定されている世界決勝大会「CAPCOM CUP 12」への出場権を取得している。このため、3位のESAHK | MICKY選手に出場権が与えられることとなった。

「CAPCOM CUP 12」は『ストリートファイター6』で行われる世界最高峰の公式世界大会で、世界中で行われる予選大会「CAPCOM Pro Tour 2025」を勝ち上がった合計48名の選手が集結し、世界最強をかけて激闘を繰り広げる。
CAPCOM Pro Tour 2025の概要と今後の展開
「CAPCOM Pro Tour 2025」は現在エントリーを受け付けており、2026年3月11日から15日にわたり両国国技館で開催される「CAPCOM CUP 12」出場をかけた世界規模の大会となっている。各大会の上位入賞者には「Premier Points」が与えられ、8大会終了後の総獲得ポイントの上位6名にも「CAPCOM CUP 12」の出場権が与えられる。

期間中には同会場で「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2025」も開催される予定である。

ワールドウォリアー日本大会の詳細
「CAPCOM Pro Tour 2025」の大会群の一つである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数か月にわたり複数回開催される。「ワールドウォリアー 日本大会」は「Super Region(スーパーリージョン)」に該当し、2名が「CAPCOM CUP 12」への出場権を手にできる。
出場権獲得の条件は、5回の通常大会終了時に5大会分の合計ポイント順位が1位であった選手と、上記の選手を除き自身が参加した上位3大会分の合計ポイント順位が上位8名によって行われる決勝大会の優勝選手となっている。

esports Style UENOでの特別企画
「CAPCOM Pro Tour 2025 ワールドウォリアー 日本大会」は、大会協賛施設であるesports Style UENOを収録会場として開催される。決勝大会は選手が同会場で試合を実施するオフライン開催となり、全日程でパブリックビューイングが実施される。
会場では、パブリックビューイングに加えて対戦会やチャレンジブース(大会現地参加)、オリジナルグッズ販売などの企画が予定されている。イベント参加者には来場者特典として「オリジナルラバーバンド」が配布され、各回異なるデザインとなる予定である。
予選大会は2025年9月7日、10月5日、10月26日、11月30日、2026年1月11日の計5回開催され、決勝大会は2026年2月8日に実施される。チケットは100枚限定で、パブリックビューイングが2,200円から、各種オプション付きプランも用意されている。




