Pulsar、初の競技レベルeスポーツキーボード「eS HE 70」を発売
Pulsarは、競技レベルのゲーミングキーボード「eS HE 70 Gaming Keyboard」を2万8,980円で発売した。同製品は70%レイアウトの磁気スイッチキーボードで、ソフトウェア不要で設定変更が可能な内蔵LCDディスプレイを搭載している。

![[ANSI] eS HE 70 Gaming Keyboard](https://gearmetrix.jp/wp-content/uploads/2025/08/imgi_116_es-70-HE_dimension-front-320x180.png)
8Kポーリングレートと高精度アクチュエーション
eS HE 70は、最大8Kポーリングレートと8Kスキャンレートに対応し、RAESHAマグネティックスイッチを採用している。アクチュエーションポイントは0.05mmから4.0mmまで調整可能で、0.05mmの解像度でラピッドトリガー機能を提供する。

スイッチの仕様は、リニアタイプで初期荷重28±10gf、最大荷重55±10gf、総ストローク4.0±0.3mmとなっている。キーボードは1秒間に最大8,000回の入力検出を行い、超低遅延のパフォーマンスを実現している。

ソフトウェア不要のカスタマイゼーション
本製品の特徴は、内蔵LCDディスプレイと調整ノブによるドライバーレスカスタマイゼーション機能だ。ユーザーはソフトウェアをインストールすることなく、キーボード上で直接設定調整、マクロ作成、4つのオンボードプロファイル間の切り替えが可能である。
LCDメニューを通じて、アクチュエーションポイント、DKS(Dynamic Key Stroke)、ラピッドトリガー、マクロなどの設定を行える。GLOBALモードでは全キーのアクチュエーションポイントを一括設定でき、EACHモードでは個別キーの調整が可能だ。

ゲーミング特化機能
eS HE 70は、高速ゲーミングに最適化された複数の機能を搭載している。Quick Tap(SOCD対応)機能により、キーに軽く触れるだけで即座に入力認識が行われる。従来のキーボードが完全な押下と離上を必要とするのに対し、Quick Tapは軽いタッチのみで入力が可能だ。
DKS機能では、1つのキーストロークの深さに基づいて2つの異なるキー入力を割り当てることができる。例えば、DKS対応キーを1.0mm以上押すとキーA、3.6mm以上押すとキーBが作動する仕組みだ。

本体仕様と付属品
キーボードの寸法は長さ311mm、幅124mm、高さ45mmで、重量は967g(±1g)である。79キーのANSIレイアウトを採用し、CNCアルミニウムボディとPBTダブルショットキーキャップを使用している。
デュアルシリコン構造により振動と共鳴を効果的に軽減し、より静かで快適なタイピング体験を提供する。マグネティックスイッチは交換可能で、ダイナミックRGBライティング効果とアンチゴースト機能も搭載している。
付属品には、キーボード本体、USB-Cケーブル、スイッチ・キーキャッププーラー、交換用スイッチ3個、キーボードポーチ、ブランドステッカー、マニュアルセットが含まれる。
eS HE 70は、競技レベルのeスポーツプレイヤーから一般ゲーマーまで、高性能キーボードを求めるユーザーに向けた製品として位置づけられている。




新商品発売のお知らせ
— Pulsar Gaming Gears Japan (@PulsarJapan) August 18, 2025
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※JISの発売については現状未定となります pic.twitter.com/S0sH6T9uVJ



