ふもっふのおみせ、BEITONG製高性能ゲームコントローラー「Kunpeng40」を発売
ふもっふのおみせは22日、BEITONG製のワイヤレスゲームコントローラー「Kunpeng40」とその専用充電ドックを日本国内で発売した。価格はコントローラーが1万1,980円、充電ドックが2,480円。



特許技術を搭載した高精度コントローラー
Kunpeng40は、PC、Nintendo Switch/Switch 2、Steam、iOS、Androidなどマルチプラットフォームに対応するゲームコントローラーである。最大の特徴は、特許取得済みの全方向対応十字ボタンを搭載している点だ。従来の上下左右のみに限定された十字キーとは異なり、斜め方向を含む360°全方向に対してスムーズなボタン入力が可能となっている。
接続方式は3種類を用意している。Bluetooth5.3、2.4GHzワイヤレス、USB Type-Cケーブルでの有線接続に対応し、用途に応じて使い分けることができる。


TMR磁気センサーによる高精度操作
スティック部分には、TMR(トンネル磁気抵抗)方式の磁気センサーを採用している。スティックを傾ける際の固さを調整できるダイヤルを搭載し、30gf-90gfの範囲で操作感を調整可能だ。TMR磁気センサーは摩耗しにくい非接触センサーとなっており、耐久性に優れ、精度の高さ・デッドゾーンの小ささ・低消費電力を実現している。
トリガーボタンにもTMRセンサーを採用し、より安定した精度と滑らかな操作感を提供する。コントローラー本体の物理スイッチでトリガーのストロークを8mmと2mmに変更でき、専用ソフトウェア上でFaster TriggerモードをONにすることで、0.1mm押した時点で反応させることも可能だ。


光学式ボタンと高速通信機能
ABXYボタンには、BEITONG独自開発の光学式ボタンを採用している。0.3mmのショートストロークで、従来のボタンよりも35%高速な反応を実現する。1000万回の押下寿命を誇り、従来のメカニカルボタンと比べて耐久性にも優れている。
ポーリングレートは500Hzと1000Hzの2種類を切り替え可能だ。500Hzのバランスモードはアクションやアドベンチャーゲームに最適で、1000Hzのオーバークロックモードは応答速度やパフォーマンスに特化している。有線と2.4G無線接続時は1000Hz、Bluetooth接続時は125Hzとなる。


6軸ジャイロと背面ボタンを搭載
6軸ジャイロセンサーにより、傾き・回転を高精度に検知し、Switchはもちろん対応PCゲームでもモーションコントロール操作が楽しめる。背面には押しやすい大きさと配置のボタンを2つ追加し、好きな機能を割り当てることができる。
専用ソフトウェア「BEITONG Gamepad Assistant」により、50項目以上の詳細なコントローラーのカスタマイズが可能だ。ボタン設定やマクロ設定、複数のプロファイル管理に加え、振動強度やトリガーの感度調整も行える。


専用充電ドックで置くだけ充電
別売りの充電ドック「KunPeng40 Smart Wake-up Charging Dock」は、コントローラーを置くだけで自動充電が開始される。5V/1A入力時は約2時間半でフル充電が可能だ。LEDインジケーターで充電状況を一目で確認でき、スマート制御モジュールと高精度レギュレーターを内蔵し、過電圧や過電流、静電気などから機器を保護する。


充電ドックの底面には、レシーバーを収納できるUSBポートを搭載している。拡張ハブとしても使用でき、デスク周りをすっきりと整理できる。


製品仕様と販売情報
Kunpeng40のサイズは156×107×69mm、重量は約245gである。内容品はゲームコントローラー、USBケーブル、クイックスタートガイド・保証カード、ワイヤレスレシーバーが含まれる。
充電ドックの重量は約156.5gで、入力・出力ともに5V/1.0Aとなっている。過電圧保護(6.35V以上で作動)、過電流保護(900mA以上で作動)、短絡保護の安全機能を備える。




