プロeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」、世界大会で日本チーム唯一の入賞
GameWithの子会社である株式会社DetonatioNが運営するプロeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」が、サウジアラビア・リヤドで開催された「Esports World Cup 2025」のクラブランキング制度で14位タイを獲得し、日本チーム唯一の入賞を果たした。

世界最大級の大会で快挙達成
「DetonatioN FocusMe」(以下「DFM」)は、7月8日から8月24日にかけてサウジアラビア・リヤドで開催された世界最大級のeスポーツ大会「Esports World Cup 2025」(以下「EWC」)において、「Club Championship Ranking」で14位タイにランクインした。株式会社GameWithが8月25日に発表した。
今回の入賞により、DFMには各タイトルの賞金に加えて、賞金30万ドル(約4,400万円)がチームに対して授与される。
格闘ゲーム部門の活躍が貢献
DFMからは格闘ゲーム部門に所属するGO1選手と板橋ザンギエフ選手がEWC本戦に出場した。特にGO1選手は「餓狼伝説 City of the Wolves」で優勝、「ストリートファイター6」で5位タイという輝かしい成績を収めた。

両タイトル合計で1200ポイントを獲得したことが、DFMの14位タイランクインに直結した。

EWCとクラブランキング制度について
EWCは今年度、全25タイトルが採用され、大会を通じた賞金総額は7,000万ドル(約100億円)に達した。世界各地からトッププレイヤーが集結し、熱戦を繰り広げた。
「EWC Club Championship Ranking」は、EWCで採用されている複数のタイトルで顕著な成績を収めたチームを表彰する制度である。タイトル毎に設定されたポイントを合算し、上位24チームに対して総額2,700万ドル(約40億円)の賞金が分配される。
DFMの歩みと実績
DetonatioN FocusMe(DFM)は、世界大会出場経験を豊富に有する国内トップレベルのプロeスポーツチームだ。所属人数は40名を超え、常に世界の舞台で勝つことを目標に掲げている。
同チームは2015年2月に現在のプロゲーミングチームモデルの基盤となる「プロゲーミング専業・フルタイム制」を確立した。2016年3月にはチーム所属外国人選手に対して「アスリートビザ」を取得し、2021年10月にはLeague of Legends部門が同ゲームタイトルの世界大会において日本初となるベスト16を達成するなど、日本におけるプロeスポーツチームのパイオニアとして注目を集めている。
また、VALORANT部門では、世界屈指の強豪チームが集結する「VALORANT Champions Tour PACIFIC」の参加チームとして、韓国・ソウルで開催されるリーグに出場している。



