eスポーツ高等学院生が横須賀市大会で準優勝・3位の好成績
通信制高校サポート校「eスポーツ高等学院」の生徒チームが、横須賀市主催のeスポーツ大会『Yokosuka e-sports cup』で準優勝と3位の好成績を収めた。

全国127チームが参加する大規模大会で快挙
株式会社ディー・エヌ・ケーが運営するeスポーツ高等学院の生徒チーム「RAFX dreams」が、8月20日に横須賀市で開催されたeスポーツ大会『Yokosuka e-sports cup』で準優勝を果たした。同校の別チーム「Five Ace」も3位入賞を達成し、同校生徒の実力の高さを示した。
この大会は今回で6回目の開催となり、横須賀集客促進・魅力発信実行委員会(事務局:横須賀市観光課)が主催し、経済産業省、神奈川県教育委員会、横須賀市教育委員会が後援している。全国の高校生が参加可能な大会で、今大会では過去最多の127チームがエントリーした。
VALORANT競技で激戦を制す
競技タイトルは5対5のチーム戦で行われる「VALORANT」である。大会は2段階で実施され、まず8月5日に4つのブロックに分かれた予選がオンラインで行われた。各ブロックで勝ち上がった4チームが8月20日、いちご よこすかポートマーケットでオフライン決勝大会に臨んだ。
準優勝を果たしたチーム「RAFX dreams」は「オフラインの大会に参加できたことは嬉しかった。決勝戦では、修正点も多かったので、次はそういう点を修正して臨みたいと思う。これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。
3位入賞のチーム「Five Ace」は「自信はあったが、緊張もあって思うような成績を残せなかった。悔しい。応援してくれた人たちに、(去年の大会では優勝)2連覇する姿を見せられなくて申し訳ない。来年は、今いる2人の2年生に頑張ってもらって、リベンジを果たしたい」と述べた。

幅広いeスポーツ教育を展開
eスポーツ高等学院では、FPS、TPS、MOBAなどの人気タイトルを中心に幅広く網羅し、各ゲームをプロから学ぶことができる。3年間のeスポーツ中心の高校生活で、競技シーンで勝利するためのゲームの技術だけでなく、さまざまな座学や体験学習などを通して生きる力を身につけ、eスポーツ業界にとどまらず幅広い分野に対応できる人材を育てている。
同校は東京都渋谷区に本校を置き、シブヤeスタジアム、ブクロeスタジアム、ヨコハマeスタジアム、ナゴヤeスタジアム、ハカタeスタジアム、クマモトeスタジアム、カゴシマeスタジアムの7拠点で展開している。運営会社の株式会社ディー・エヌ・ケーは昭和53年12月設立で、東京都武蔵野市に本社を構える。
今回の好成績は、同校のeスポーツ教育の成果を示すものとなった。



