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OBSBOT、EWC 2025でAI搭載映像技術を提供 世界最大規模のeスポーツ大会が閉幕

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 AI搭載映像技術を手がけるRuimo Intelligent Technology(Shenzhen)Co., Ltd.のOBSBOTは27日、サウジアラビア・リヤドで開催された世界最大規模のeスポーツイベント「Esports World Cup 2025(EWC 2025)」で公式カメラおよびウェブカメラパートナーを務めたと発表した。

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7週間にわたる世界的祭典が閉幕

 EWC 2025は7月7日から8月24日まで7週間にわたって開催され、24タイトルにわたる25のトーナメントに100か国以上から2,000名のトッププレイヤーおよび200のクラブが参戦した。賞金総額は過去最大となる7,000万米ドル超に達し、競技ゲームの歴史に新たな節目を刻む大会となった。

 オンライン視聴では累計数億人に達する視聴者を記録し、ライブ配信の視聴数やグローバルメディアの報道においても記録的な反響を獲得した。SNSを含む各種プラットフォーム上ではEWC 2025関連の話題が各地域でトレンド入りし、真にグローバルなスケールで展開された一大イベントであることを証明した。

 決勝戦では「League of Legends」と「Honor of Kings」の両タイトルで強さを見せつけたAG.AL(All Gamers)の活躍が世界中のファンやメディアの注目を集め、大会のハイライトのひとつとなった。

AI搭載カメラ100台を展開

 OBSBOTは大会期間中、EWC各会場においてフラッグシップ製品であるAI搭載4Kストリーミングカメラ「Tail 2」を100台展開した。AIトラッキング2.0機能、ウルトラHD画質、NDIなどのプロ仕様の映像伝送プロトコルにより、決定的なプレイから選手たちの表情に至るまで、シームレスかつ多角的な映像体験を提供した。

 ゲーム中の集中した表情のクローズアップから試合後のセレブレーション、メダル授与式まで、OBSBOTのコンパクトながら高性能なカメラはEWCのマルチカメラ運用に完全に組み込まれ、スムーズな映像制作を実現した。プラグアンドプレイ設計による高い機動性により、大規模な撮影機材やクルーを必要とせず、映画のようなシーンの撮影が可能となり、制作現場における時間とリソースの大幅な削減にも貢献している。

 この柔軟性により、バックステージでのVlogやチームの日常を記録したダイアリー形式、音楽コンテンツやファン参加型アクティベーションなど、多様なコンテンツ形式の展開が可能となり、EWCのストーリーテリングの幅を一層広げた。

6つのトップチームを公式パートナーとして支援

 OBSBOTは本大会を通じて、AG.AL(League of Legends部門)、AG.AL(Honor of Kings部門)、XI LAI GAMING(XLG)、Alliance、NRG(VALORANT部門)、およびWildcard Gaming(Rocket League部門)の6つのトップチームを公式パートナーとして支援した。

 これらのチームの勝利と奮闘の数々は、OBSBOTの最先端映像技術によって記録・配信され、世界中のファンやメディアの注目を集めた。

ファン交流の拠点として機能

 会場内「アリーナ13:コンテンツクリエイターパーク」では、数千人の来場者がOBSBOTの革新的な製品を実際に体験した。インタラクティブなブースには、AI搭載のストリーミングカメラ「OBSBOT Tail 2」およびフラッグシップウェブカメラ「OBSBOT Tiny 2」が展示され、Alliance、NRG、XLG、ALといった有名チームとのミートアップも実施された。

 遠隔地のファンに向けても、OBSBOTはライブ解説、限定コンテンツ、コミュニティ向けプレゼント企画など、オンラインを通じた参加体験を提供し、EWCの盛り上がりを世界中に広げた。

今後のeスポーツ分野への関与を強化

 OBSBOT CEO兼創業者の劉波(Liu Bo)氏は「eスポーツは単なる競技ではなく、情熱、創造性、そして人と人とのつながりという普遍的な言語です。AI搭載の映像技術でEWC 2025を支えることができ、大変光栄に思います。すべてのストーリー、すべてのリアクション、そしてすべての勝利の瞬間を、世界中のファンと共有していきます。OBSBOTは今後も、グローバルなeスポーツコミュニティを支援し、プレイヤー、クリエイター、ファンの”その瞬間”を共に捉えてまいります」と述べた。

 OBSBOTは今後、eスポーツおよびライブ映像制作分野におけるグローバルな役割をさらに強化していく方針だ。大規模な国際大会のみならず、地域レベルの草の根的な競技にも支援の幅を広げ、革新的な映像ソリューションを通じて、プレイヤー、コミュニティ、そしてファンの活動を力強く後押しするとしている。

 新製品や新たな体験の提供を視野に入れつつ、OBSBOTはライブ配信とファンエンゲージメントの限界を押し広げることに引き続き注力していく。次世代の映像技術と「クリエイター・ファースト」の理念を融合させながら、人々をゲームに、選手に、そして愛するコミュニティにより近づけることをミッションとして掲げている。

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