ストリートファイター6世界大会、日本予選に2,300名超が参加-9月7日開催
カプコンは3日、格闘ゲーム「ストリートファイター6」の世界大会「CAPCOM Pro Tour 2025」の日本予選となる「ワールドウォリアー 日本大会」第1回を9月7日に開催すると発表した。エントリー数は昨年度を大きく超える約2,300名以上となった。

世界決勝への出場権をかけた激戦
「CAPCOM Pro Tour 2025」は、シリーズ最新作「ストリートファイター6」で世界中のプレイヤーが年間チャンピオンを目指す大会群である。その一つである「ワールドウォリアー」は、世界各地域のトーナメントオーガナイザーによって数か月にわたり複数回開催される。
本大会は順位に応じてポイントが獲得できる5回の通常大会と、ポイント順位上位選手8名による決勝大会の全6回で構成されている。上位入賞選手は優勝賞金100万ドルの世界決勝大会「CAPCOM CUP 12(カプコンカップ トゥエルブ)」の出場権を獲得できる。
「ワールドウォリアー 日本大会」は「Super Region(スーパーリージョン)」に該当し、成績上位者2名が「CAPCOM CUP 12」への出場権を手にする。出場権獲得の条件は、5回の通常大会終了時に5大会分の合計ポイント順位が1位であった選手と、上記の選手を除き自身が参加した上位3大会分の合計ポイント順位上位8名による決勝大会の優勝選手となっている。
アジア競技大会の代表選考も兼ねる
本大会は「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」にて正式採択されているeスポーツ競技「ストリートファイター6」の日本代表選手選考対象大会でもある。
第1回大会は9月7日16時30分より放送開始される。実況はアール、解説はハメコ。、ゲストはストーム久保が務める。配信はYouTubeとTwitchで行われる。
esports Style UENOでパブリックビューイング実施
大会は協賛施設のesports Style UENOを収録会場として開催される。決勝大会は選手が同会場で試合を実施するオフライン開催となる。全日程でパブリックビューイングが実施され、公開収録ならではの生実況を現地で楽しむことができる。
会場では複数のイベントが予定されている。パブリックビューイングでは、ワールドウォリアー予選大会の各回上位8名のトーナメントの模様をesports Style UENOから生配信し、ゲストと一緒に大会を見届けることができる。
対戦会では、大会参加のハードルが高い参加者向けに、パブリックビューイング前に施設でのオリジナル対戦会を実施する。各回並びに予選期間全体での成績優秀者には賞品が贈呈される予定だ。予選大会優秀者向け賞品(各回1名/計5名)はストリートファイター トラベルビッグトート、予選大会最優秀者向け賞品(総合1名)はストリートファイター SF6ロゴ LEDネオン風アートライトとなっている。
チャレンジブースでは、「大会に参加したいけど家のネットワーク環境が心配」「いつもと違う環境で大会を楽しんでみたい」という参加者向けに、esports Style UENOより大会に参加できるスペースが用意される。帯域確保型10Gbpsのインターネット回線と施設ゲーミングPCを用いて大会参加が可能で、勝ち進めば大勢の応援を受けながら決勝トーナメントに参加できる。
オリジナルグッズや特典も用意
イベント参加者には来場者特典「オリジナルラバーバンド」が配布される。各回異なるデザインの来場者特典が用意される予定だ。また、「ストリートファイター6」の人気キャラクターのオリジナルグッズ販売など、大会連動企画が複数実施される予定で、詳細は順次、施設公式Xアカウント(@au_esports_UENO)にて公開される。
大会スケジュールとチケット情報
予選日程は以下の通りである。第1回が9月7日、第2回が10月5日、第3回が10月26日、第4回が11月30日、第5回が2026年1月11日で、いずれも日曜日に開催される。決勝日程は2026年2月8日となっている。
チケット種別は複数用意されており、パブリックビューイングが2,200円、パブリックビューイング(選べる刺繍ステッカー付)が3,190円、対戦会+パブリックビューイングが3,300円、対戦会+パブリックビューイング(選べる刺繍ステッカー付)が4,290円、チャレンジブース(大会現地参加)+パブリックビューイングが3,850円となっている。

