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【レビュー】RAWM SA-MH01PRO|大型ゲーミングマウス!165時間駆動×8000Hz×70gの高性能ゲーミングマウス

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RAWM

SA-MH01PRO Swappble Switch PAW3950 8K Mouse

ゲーミングマウスは数多く存在しますが、本当に自分に合ったマウスを見つけることは容易ではありません。特に大きな手を持つゲーマーにとって、快適な操作性と高い性能を両立したマウスの選択肢は限られています。

RAWMブランドから登場したSA-MH01PROは、最新のPAW3950センサーと最大8,000Hzのポーリングレートを搭載した高性能ゲーミングマウスです。大きな手のユーザーに最適化された左右対称形状を採用し、大容量600mAhのバッテリーにより、驚異の最大165時間の連続使用を実現しています。

このマウスについて

EloShapesよりSS掲載許可を取得済み

RAWM SA-MH01PRO(以下、SA-MH01PRO)は、左右対称形状の最新ゲーミングマウスです。PAW3950センサーを搭載し、競技シーンに求められる高精度な追従性と応答性を実現しています。

マウスの形状は、VIPER V3 PROの基本設計をベースにしており、中央部が最も高くなるハンプデザインと滑らかな前後の傾斜が特徴です。左右の側面には適度なくびれがあり、親指・薬指・小指が自然と収まることで、安定したグリップを実現します。両側面は壁のようなI字ではなく、V字型の緩やかな傾斜を採用しています。

この形状とサイズは、クロー・パームグリップを使用する大きな手のユーザーに最適です。本体重量は実測70.3gであり、現代のゲーミングマウスと比べると若干重めですが、人間工学に基づいた設計により、長時間使用しても疲労を感じにくくなっています。

最大8,000Hzのポーリングレートにより、FPSやRTSなどの競技ゲームで卓越したパフォーマンスを実現します。マウスの動きを高精度でトラッキングし、遅延を最小限に抑えることで、瞬時の操作に対応します。

接続方式はBluetooth、2.4GHzワイヤレス、USB Type-C有線から選択可能です。マイクロスイッチは交換に対応しており、操作感や性能を好みに合わせてカスタマイズできます。

付属品

パッケージには、USB Type-A to Type-Cケーブル、8,000Hzポーリングレート対応のワイヤレスレシーバー、交換用PTFEスケート、グリップテープ一式、ユーザーマニュアルが同梱されています。

ワイヤレスレシーバーには内蔵LEDインジケータがあり、接続状態を表示します。

外見と特徴

形状と剛性

  • 左右対称形状:人間工学に基づいた左右対称形状により、クロー・パームグリップに最適化されています
  • サイズ:大きな手のユーザーに合わせた寸法と設計になっています
  • シルエット:中央部が最も高く、長めのテール部分が親指から薬指・小指の付け根まで自然にフィットします
  • くびれ:左右の側面には適度なくびれがあり、親指・薬指・小指がこのくびれに自然と収まることで、安定した確実なグリップを実現します
  • 高剛性構造:マウス本体は高品質なプラスチックを採用しており、激しいゲームプレイでも強度を発揮する堅牢な設計で、軋みやたわみがありません。高品質な素材と加工技術により、長時間のプレイでも安定した操作感を実現します

メインボタン

  • デザイン:メインボタンは左右側面のシェルで挟まれる構造となっています。通常のグリップスタイルでは問題ありませんが、ボタンの端に指を置く持ち方では、クリック時にシェルと指が干渉することがあります
  • ガイド:クリック部分には指の形状に沿った凹状のガイドが施されており、指の自然な配置を可能にしています。この設計により、直感的で快適な操作性を実現しています
  • ぐらつき:メインボタンを強く押し続けた場合でも、パーツのガタつきや位置ずれは全くありません
  • クリック感:Huano Transparent Green White dotスイッチは、優れた耐久性とクリアな軽クリック感を実現。メインボタンには適度な抵抗感があり、誤クリックを防ぎながら素早い連打にも対応できる設計となっています。これにより、競技シーンでも安定した操作性を確保しています
  • クリックトラベル:メインボタンは快適な押し心地と優れた操作性を両立しています。クリック操作までの距離を適度に長く設計し、クリック後は浅い沈み込みで素早い戻りを実現しています

ホットスワップ

商品ページより引用

SA-MH01PROのメインボタンはマイクロスイッチを自由に交換できます。標準搭載のHUANOグリーン&ホワイトドットスイッチは1億回のクリック寿命を誇るとされています。また、マウスの性能をさらに引き出すため、RAWMは以下の5種類の互換スイッチを公式に推奨しています。

  • HUANOピンクドット
  • HUANOサイレントスイッチ
  • kailhブラックマンバ
  • kailhブラックゴールドマンバ
  • TTCダストプルーフ

ユーザーは好みのクリック感に合わせて、これらのスイッチを簡単に交換できます。長期間の使用でスイッチが劣化した場合も、新品のスイッチに交換することで性能を回復することもできます。

サイドボタン

サイドボタンは直線的で角張った形状を採用し、マウス本体と比較するとやや小ぶりなサイズです。

サイドボタンは親指の自然な位置に配置され、表面にはマットな滑り止め加工が施されています。素早い操作時でも確実にクリックでき、適度なストローク深さとクリック感を実現しています。

センサー位置

センサー位置は、マウスの全長と比較してやや前方に設置されています。

パームグリップでもクローグリップでも、センサーは親指と小指を結んだラインよりも若干前方に位置しています。

コーティング

グリップ性能は高品質な滑り止めコーティングにより優れています。手汗をかきやすいユーザーでも、グリップテープなしで安定したホールドが可能です。

グリップテープの装着でさらなる把持力が得られます。PulsarやREJECT GEARのグリップテープは特に効果的で、長時間のゲームプレイでも安定した操作を維持できます。グリップテープは使用環境や好みに合わせて選択することで、最適な操作感を実現します。

LEDインジケーター

マウス上面先端のメインボタン間にLEDインジケーターを搭載しています。このLEDは単なる装飾ではなく、DPI設定(マウスの感度)、バッテリー残量、充電状況などの重要な情報を色の変化で直感的に表示する実用的な設計となっています。

スクロールホイール

スクロールホイールは、やや低めの高さと滑らかな回転を特徴としています。耐久性の高いラバーリングを採用しており、指先で正確な操作が可能です。

スクロールホイールは優れた操作感を提供し、G PRO X SUPERLIGHT 2と比較してより明確な触覚フィードバックにより精密なスクロールを実現します。ホイールクリックは確かなクリック感があり、素早い操作に適しています。

重量

実測70.3グラムの重量で、穴あけ加工などの軽量化処理は施されていません。近年の超軽量ゲーミングマウスと比較すると、この重量は重めに感じる方もいるでしょう。ただし、長年PCゲームをしてきたゲーマーにとっては一般的な重量範囲内です。重量感の好みは個人によって異なります。

マウスの重心は本体の中央よりもやや後方に位置し、底面から見て低めに設計されています。この重心設計は使用感の好みが分かれるポイントです。

バッテリー持ち

SA-SH01PROは脅威の600mAhのバッテリーを搭載しており、動作モードやポーリングレートに応じて駆動時間が変動します。実測値では、標準モードで以下の連続使用時間を実現します。

  • 1000Hz:約160時間
  • 2000Hz:約82時間
  • 4000Hz:約58時間
  • 8000Hz:約36時間

省電力モードでは、最大ポーリングレートが1000Hzに制限されますが、その代わりに長時間の安定した使用が可能です。また、充電時間は約2.5時間でフル充電が完了する急速充電方式を採用しています。

持ち方

かぶせ持ち
つかみ持ち
つまみ持ち

SA-MH01PROは大きな手のユーザーに最適化された右利き用ゲーミングマウスです。中央部が最も高く設計されており、長めのテール部分が親指から薬指・小指の付け根までスムーズにフィットします。

パームグリップとクローグリップのどちらでも快適な操作性を提供します。人間工学に基づいた形状により、手のアーチに自然にフィットし、手首への負担を軽減。左右の側面には適度なくびれが設けられており、親指・薬指・小指が自然と収まることで、安定性の高い確実なグリップを実現します。

ソフトウェア

SA-MH01PROのソフトウェアは、デスクトップアプリケーション版とウェブアプリケーション版、両方の「RAWM HUB」に対応しています。

「RAWM HUB」では、マウスの詳細設定を行えます。DPI調整、ポーリングレート、LOD、モーションシンク、ボタン割り当て、デバウンスタイム、スリープモードなど、豊富な設定オプションを備えています。最大4つのプロファイルを保存できるため、ゲームに応じて最適な設定を切り替えることが可能です。

SA-MH01PRO専用の設定として、以下のモード切り替えが用意されています。

ファームウェアチャンネルの切り替え

  • 標準モード
  • RAWM 競技モード

パフォーマンスモードの切り替え

  • オフィス
  • 省電力
  • 高性能
  • 競技+

ワイヤレスTurboモードの切り替え

  • モード1
  • モード2
  • モード3

なお、マウス本体とレシーバーのファームウェアアップデートには、デスクトップ版「RAWM HUB」のインストールが必要となります。

ソフトウェアは日本語に完全対応しており、直感的なアイコンとレイアウトで操作が簡単です。初心者でも迷うことなく設定を行える、分かりやすい設計になっています。

他のマウスと形状比較

サイズを比較すると、SA-MH01PROはVIPER V3 Proの形状を基本設計とし、それら大型左右対称マウスよりもひとまわり大きいサイズなので、ラージサイズの手のユーザーでも快適に操作できます。

EloShapesよりSS掲載許可を取得済み
EloShapesよりSS掲載許可を取得済み

形状はVIPER V3 Proの基本デザインに似ていますが、全長と高さがより大きくなっているため、「VIPER V3 Pro MAX」のような感じと表現するとイメージしやすいでしょう。

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入力遅延測定

Q
入力遅延測定の条件と免責事項等について(クリックで開きます)

ゲーミングマウスの性能評価において、入力遅延の測定は重要な要素です。当サイトでは、NVIDIAが開発した遅延測定ツールLDAT(Latency Display Analysis Tool)を使用して、マウスの入力遅延を計測しています。LDATは、ゲームやアプリケーションにおけるクリックからマズルフラッシュまでの遅延を、迅速かつ正確に測定するツールです。

測定の仕組みは、光センサーをディスプレイ表面に取り付け、マズルフラッシュを検出します。測定したいマウスが実際にクリックされてからマズルフラッシュ発光までの時間を高精度で計測することで、マウスの実際の応答性能を客観的に評価できます。当サイトではこの測定における最小値を掲載しています。

ただし、マウスを総合的に評価する際は、入力遅延だけでなく、前述の形状、重量、ボタン配置なども重要な判断材料となります。LDATの測定結果と他の要素を総合的に分析することで、より自分に適したゲーミングマウスを選択できるでしょう。

免責事項等について
免責事項・著作権
免責事項・著作権
測定条件
項目備考
CPURyzen 9 7950X3D
Mother BoardASRock B650 livemixerを使用。マウスはLightning Gamingポートに接続
マウス以外のUSB機器は接続せず、キーボードはBluetooth接続
GPURTX3090
DisplayDell AW2524HF
GameVALORANTの射撃演習場で測定。設定はフルスクリーンモード、ローインプットバッファモードをオン。Nvidia Reflex Low Latencyはオン+ブースト。垂直同期はオフ、グラフィック設定は低。
Mouse DPI800に固定
Mouse Polling Rate1000Hzからスタートし、最大ポーリングレートまで測定
デバウンスタイム変更できるものは最小値に設定
クリック回数100回
免責事項
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msはミリ秒の略で、1秒の1000分の1を表す時間の単位です。コンピューターやゲーミングデバイスの性能を測定する際によく使用されます。

例えば、マウスの入力遅延を測定する際にmsが使われています。入力遅延とは、マウスをクリックしてから、そのアクションがコンピューターに認識されるまでの時間のことです。

これらの数値が小さいほど、マウスの反応が速いことを意味します。ゲーミングマウスの場合、低い遅延値(つまり、より小さいms値)が求められ、それによってゲーム内でのより速い反応が可能になります。

測定結果

Mouse Firmware:G-1.1.3 Receiver Firmware:G-1.8.0 Motion Sync:オン

SA-MH01PROは入力遅延3.5msを達成し、テスト対象の全マウスの中で最速の性能を記録しました。

入力遅延の高速化を実現した設定は、ターボモード1とRAWM競技モード・競技+の組み合わせです。 このモードでは8KHzポーリングレートと1KHz(ガラスモード)の両設定で3.5msの最小値を記録しました。

主要マウスとの性能比較

  • Logicool Pro X Superlight 2は、ワイヤレス接続1KHzで3.7msを記録しました。
  • Razer VIPER V2 PROは、有線接続1KHzで3.7msを記録しました。
  • Razer VIPER V3 PROは、ワイヤレス接続8KHzで4.4msを記録しました。

SA-MH01PROは、ワイヤレス接続ながら、あらゆる設定モードで3.5ms~4.3msの安定した低遅延を実現し、競技シーンに最適な性能を発揮します。

まとめ

RAWM SA-MH01PROは、実測70.3グラムというやや重めの重量ながら、業界最速となる3.5msの入力遅延を実現した高性能ゲーミングマウスです。

価格は55.99ドル(約8,800円)で、その搭載機能と性能を考えると優れたコストパフォーマンスを実現しています。ブラックフライデーやクリスマスセール時には、さらにお得な価格で購入できます。

最新のPAW3950センサーを採用し、30,000DPIの高精度トラッキングと8,000Hzの超高速ポーリングレートを実現。さらにホットスワップ対応で、好みのスイッチにカスタマイズできます。

入力遅延のテスト結果では、Logicool Pro X Superlight 2やRazer VIPER V2 PROなどの競合製品を上回る低遅延性能を示しています。

2.4GHz無線、Bluetooth、USB Type-C有線の3つの接続方式に対応し、eスポーツから日常使用まで、様々な場面で快適な操作性を提供します。

大容量600mAhバッテリーは急速充電に対応し、省電力設計により最大160時間の連続使用を実現します。

サイズは127.7mm × 66.0mm × 40.1mmと、Razer Viper V3 Proよりもやや大きめの設計です。左右対称形状で大きめのマウスを好む人や、大きな手のユーザーに特に適しています。

重量は若干増えるものの、大容量バッテリーの搭載により160時間という驚異的な連続使用時間を実現しています。Eスポーツに必要な機能と性能を備えながら、日常使用の利便性も考慮した、バランスの取れたゲーミングマウスとなっています。

[サンプル提供:MechKeys]

技適未取得製品の取り扱いについて

本製品は、本稿執筆時点で日本国内の電波法に基づく「技術基準適合証明」(技適)を取得していません。

技適マークのない無線機器は日本国内での使用が法的に認められていませんが、当サイトでは総務省の「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」に基づき、適切な届出を行った上で製品レビューを実施しています。

なお、当サイトでレビューした製品について、一般使用時の適合性や合法性を保証するものではありません。製品の購入・使用に際しては、各自の責任でご判断ください。

購入方法と販売店

今回レビューしたモデル

SA-MH01PROは、SA-SH01PROの大容量バッテリー600mAhバージョン

軽くて少し小さめの300mAhバッテリー搭載モデルはこちら

PAW3950センサー搭載、8Kポーリングレート対応、30,000DPIの高感度実現した高性能マウス『RAWM SA-SH01PRO』

公称スペック

項目仕様
センサーモデルPAW3950
最大DPI30,000
トラッキング速度750IPS
加速度50G
ポーリングレート125Hz~8,000Hz
重量約69±2g
サイズ127.7mm × 66.0mm × 40.1mm
バッテリー容量600mAh
最大使用時間165時間
2.4GHz接続対応
Bluetooth接続対応
有線接続USB Type-C
スイッチ種類Huano Transparent Green White Dot
ホットスワップ対応

執筆者

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Gear MetriX 主筆|Aimerz+|GEARZGG|
Profile
ガジェットやゲーミングギアが大好きです。分かりやすいコンテンツ、詳しいコンテンツを作成することをモットーにしております。 お仕事やご依頼はお問い合わせフォームか、gearmetrix[@]gmail.com 、Xのダイレクトメッセージにて受け付けております。何卒よろしくお願い申し上げます。
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