RODE、プロ向けオンイヤーヘッドホン「NTH-50」を6月20日発売
銀一は、RØDE Microphones製オンイヤーヘッドホン「NTH-50」を6月20日に発売する。価格は1万8,700円で、全国の正規販売店およびオンラインショップで販売される。


音響制作のプロ向けに設計
NTH-50は、モニタリング、ミキシング、マスタリングなど音響制作の工程をサポートすることを目的として開発された。DJ、サウンドエンジニア、コンテンツクリエイターがスタジオ等で長時間作業する際の使用を想定している。
同製品は40mmドライバーを採用し、豊かで丸みのある低音とバランスのとれた明瞭な高音を極めて低い歪みで再現する。全高調波歪率は1mWにおいて100Hzで0.2%未満、500Hzで0.03%未満を実現している。

高い音圧レベルと優れたノイズ遮断性能
音響性能面では、感度が1mW/500Hzで102dB SPL、1V(RMS)/500Hzで117dB SPLとなっている。最大出力音圧レベルは124dB SPLに達し、高い音圧レベルでの再生が可能だ。
パッシブノイズアイソレーション機能により、21dBAのノイズ減衰を実現している。これにより雑音の多い環境でも必要な音に集中でき、正確なモニタリングが可能になるとしている。
長時間使用を考慮した装着感
装着感の向上にも配慮されている。調整可能な立体成型ヘッドバンドがどんな頭の形にもフィットし、上部には頭頂部への圧力を分散するリセス構造を採用した。やわらかな低反発クッションが耳にフィットし、人間工学に基づいたイヤーカップがサポートする設計となっている。
重量は220gと軽量で、プレミアム素材と堅牢な作りにより日々のスタジオ作業にも耐えうる設計だという。

柔軟な接続性とメンテナンス性
接続面では、ヘッドホンの左右どちらにもケーブルを接続できる仕様となっている。右側にはひねることで抜け落ちを防止するロック機構付きのコネクタを搭載している。
付属のケーブルは3.5mmプラグを備え、3.5mm出力端子を備えたデバイスへ接続可能だ。さらに、3.5mmから1/4インチ(6.3mm)へ変換できるアダプターも同梱される。別売の「NTHマイク」に対応し、ヘッドセットとしても使用できる。
メンテナンス性も考慮されており、イヤーパッドやヘッドバンドをはじめ、その他パーツも含めて取り外してメンテナンスや交換が可能だ。
付属品と技術仕様
同梱物には、着脱式カールコード(1.7m)、6.3mmステレオ標準プラグアダプター、収納ポーチ、カラーIDリングセット(4色)が含まれる。
技術仕様は、ドライバー口径40mm、ダイナミック型、密閉型オンイヤー型となっている。再生周波数帯域は5Hz-35kHz、インピーダンスは32Ωだ。最大入力は短期で100mW、長期で50mWとなっている。


関連製品も展開
ロードマイクロフォンズでは、NTH-50の上位機種として「NTH-100」(2万9,150円)も販売している。こちらはオーバーイヤー型のプロ仕様ヘッドホンで、ブラックとホワイトの2色を用意している。


また、ヘッドホン用の着脱式ヘッドセットマイク「NTHマイク」(1万1,550円)も別売で提供している。優れた音質とポップノイズを低減させる設計により、放送や報道、コンテンツ制作、ストリーミングやゲーミングなどに適しているとしている。


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