ふもっふのおみせ、VARMILO製磁気スイッチ搭載ゲーミングキーボード「Minilo75 HE」を発売 2万1,980円
「ふもっふのおみせ」は6月27日、VARMILO(アミロ)の新製品「Minilo75 HE」の取り扱いを開始したと発表した。同製品は磁気ホール効果スイッチを採用した75%サイズのゲーミングキーボードで、0.1~3.8mmの範囲でアクチュエーションポイントを調整できる。価格は2万1,980円。



磁気スイッチによる高速応答を実現
Minilo75 HEは、物理的な接点ではなく磁力で感知するホール効果センサーを採用している。これにより、キーが押されてから反応するまでの時間を大幅に短縮し、指がキーに触れてからのわずかな動きでも瞬時に反応する。
アクチュエーションポイントは0.1~3.8mmの範囲で0.01mm単位の調整が可能だ。軽いタッチで即座に反応させることも、深く押し込む操作感を楽しむことも選択できる。

競技レベルの高度機能を搭載
同製品には「ラピッドトリガー」機能が搭載されている。これは、キーを完全に戻さなくても0.1mmのリリースで次の入力が可能になる機能で、素早い反復入力が求められるFPSゲームでの操作性向上を図る。
また、「ダイナミックキーストローク(DKS)」機能により、1つのキーに複数のアクションを割り当てることができる。押し込み具合に応じて最大4段階の操作を設定でき、コンボやマクロを1つのキーで操作することが可能だ。

超低遅延と高精度センサーを実現
ポーリングレートは8000Hz、遅延時間は0.125msを実現している。各キーの動きを正確に感知するため、5基の独立したホール効果センサーを搭載し、微細な入力も逃さず、キーごとの誤差を最小限に抑える。
フルカラーRGBを最大輝度で点灯させても、キー感知の感度は落ちない設計となっている。独立したセンサー制御と高度なアルゴリズムにより、美しいライティングと正確な入力処理の両立を図っている。
設定はブラウザから簡単操作
キーボードの設定は、専用ソフトを使わずにWebブラウザから調整可能だ。ダウンロード版のクライアントソフトも利用でき、キー単位での感度やラピッドトリガーの可視化も行える。
打鍵感と音響にこだわった設計
アルミプレートとTrayマウントを採用し、剛性と精度を優先した設計により、キーストロークの確かさとクリアな打鍵感を実現している。基板の上下にシリコンシートやPoronフォームを重ねた多層構造により、不要な反響音を抑えつつ、打鍵音を柔らかく整えている。
進化したスイッチ「Gg-Mag White F Switch」
防塵壁を追加したことで安定性が向上した磁気スイッチ「Gg-Mag White F Switch」を採用している。最小作動精度は0.02mmに対応し、打鍵感はリニア、デュアルレール構造を採用している。初期押下圧は40±10g、総合押下圧は60±10g、作動範囲は0.10-3.80mm、寿命は1億回以上となっている。


製品仕様
レイアウトはANSI(US)で、Nキーロールオーバーとホットスワップに対応している。バックライトはRGB、接続は有線でUSB Type-Cを使用する。ケースはプラスチックと金属インレイフレーム、キーキャップはPBT Cherryプロファイル、プレートは金属製だ。
サイズは325×143×37mm、角度は4°、7.6°、11°の3段階調整が可能で、本体重量は1.48kg(総重量1.7kg)となっている。MacOSとWindowsに対応している。
付属品として、キーボード本体、ダストカバー、予備キーキャップ、USBケーブル、キーキャップ・スイッチ引き抜き工具、説明書が含まれる。





