FAV gaming、新メンバーでストリートファイターリーグ2025に参戦決定
KADOKAWA Game Linkageは3日、同社が運営するプロゲーミングチーム「FAV gaming(ファブゲーミング)」が、2025年に開幕される『ストリートファイター6』のカプコン公式チームリーグ戦「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」に参戦すると発表した。

新体制でリーグ優勝を目指す
FAV gamingは昨シーズンのメンバーから、リーダーのsako選手とりゅうきち選手が残留し、新たに藤村選手、もけ選手を加えた4名でチームを編成する。Victrix、JBL、ソフマップのスポンサードも決定し、チーム名を「Victrix FAV gaming」として、2023年シーズン以来のリーグ優勝とワールドチャンピオンシップの出場を目指す。
選手の活躍と製品サポート
もけ選手は、Victrixからの製品サポートを受けたコントローラー「Victrix Pro KO」をカスタマイズして使用することを決断した。同選手は5月に開催された「Asian Champions League 2025」で3位という好成績を収め、8月にサウジアラビアで開催される「Esports World CUP 2025」への出場権を獲得した。なお、同大会に優勝したときど選手が既に出場権を保有していたため、繰り上げでの出場権獲得となった。


同時に、Victrixによるsako選手の個人スポンサードも決定した。sako選手もVictrixのコントローラー「Victrix Pro FS Arcade Fight Stick」の提供を受け、カスタマイズして使用する。

次世代プロ育成プロジェクトを始動
VictrixとFAV gamingは共同で、次世代のトッププロを育成するプロジェクトを始動する。製品のサポートをはじめ、所属プロと交流することで技術面、精神面でもレベルアップを図る。まずはメンバー選考のために、トライアウトの開催を準備している。
選手紹介
- sako選手は、世界有数のテクニックを持つ技巧派プロプレイヤーで、CAPCOM CUP 2013優勝で初代世界王者となった。ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020、2021、2023で優勝し、ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2023では準優勝を果たしている。
- りゅうきち選手は、世界的プロゲーマーのウメハラ選手が主催した招待制トーナメント「俺を獲れ」で優勝し、一躍人気選手の仲間入りを果たした。今シーズン初の世界大会「EVO Japan 2025」で準優勝となり、「Esports World CUP 2025」の出場権を獲得した。
- 藤村選手は、古くは「伊勢スト」、「ゆかどん」などのプレイヤーネームで活躍してきたベテラン選手。テクニカルなキャラをやり込む職人タイプで、相手を倒しきれる状況でのコンボ判断(リーサル)の素晴らしさから「リーサルの匠」とも呼ばれる。Red Bull Kumite 2018、2019で優勝するなど数々の大会で好成績を収めている。
- もけ選手は、『ストリートファイター』シリーズだけでなく、『P4U』、『DRAGON BALL FighterZ』など、複数タイトルで活躍する。昨年は「EVO Japan 2024」で5位入賞、サウジアラビア開催の「Esports World Cup 2024」に出場するなど、グローバルに好成績を収めている。
