東京ゲームショウ2025、772社が出展予定 過去最大規模
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、「東京ゲームショウ2025」を9月25日から28日まで幕張メッセで開催すると発表した。今年は昨年を大きく上回る772社が出展予定で、来場予定者数は25万人を見込んでいる。

メインビジュアルとテーマを発表
東京ゲームショウ2025のメインビジュアルが公開された。今年のテーマは「遊びきれない、無限の遊び場」で、イラストレーターのざしきわらし氏が制作を担当した。ざしきわらし氏は「今回のビジュアルには、私が好きなゲームの要素をたくさん詰め込んでいます。ゲーム制作に携わっている方々への感謝の気持ちも込めて描かせていただきました」とコメントしている。
メインビジュアルの公開に合わせて、オフィシャル動画も制作された。ざしきわらし氏は1987年生まれの福岡県出身で、商業イラストを中心に活動しながら原画展も定期的に開催している。これまでに芸術新聞社よりイラスト集『COLOR PALETTE』『DANDELION』を刊行している。

チケット販売概要が決定
一般公開日となる9月27日と28日の入場チケットは、7月12日正午から販売を開始する。チケットは1日入場券(3,000円)とファストチケット(6,000円)の2種類を用意している。昨年まで販売していた「サポーターズクラブチケット」は、今年から「ファストチケット」に名称を変更した。
ファストチケットは抽選販売となり、申込期間は7月12日正午から7月21日23時59分まで。グッズ付きで、各一般公開日の開場時に優先的に入場できる特典が付く。購入者の名前が印字され、会場で本人確認を実施する。一人当たり各日2枚まで購入可能で、Webでのオンライン事前販売のみとなる。
小学生以下の入場は無料だが、ファストチケットで優先入場する場合は小学生以下の同伴者についてもファストチケットが必要となる。

ビジネスデイチケットも8月発売
ゲーム関連のビジネス目的来場者向けに、9月25日と26日をビジネスデイとして設定する。ビジネスデイのチケット販売は8月1日を予定しており、ビジネスデイチケット(1万1,000円)とゴールドパスチケット(2万7,500円)の2種類を用意する。
ビジネスデイの入場には事前審査があり、ゲーム業界関係者であることを確認する。18歳未満および学生の入場はできず、乳幼児や未就学児を同伴しての入場も禁止している。
特別協賛社にレッドブルとスズキが決定
特別協賛社として、レッドブル・ジャパン株式会社とスズキ株式会社の参加が決定した。レッドブルは新たにプラチナスポンサーとして参加し、会場内でサンプリングを実施するほか、人気クリエイターが集結する配信ラウンジ「Red Bull Creator Club」を展開する。
スズキは人気格闘ゲーム『ストリートファイター6』とのスペシャルコラボバイク「GSX-8R Tuned by JURI」を特別展示する。このモデルは同作のキャラクター「ジュリ」をイメージして特別にカスタマイズされた世界に一つだけの貴重な一台となる。


来場者向け公式サイトがオープン
来場者向け公式サイトが同日オープンし、出展社一覧やチケット情報、各種主催者企画などを紹介している。サイトは日本語と英語で提供され、新着情報を随時更新していく予定だ。
東京ゲームショウ2025は、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が主催し、株式会社日経BPと株式会社ソニー・ミュージックソリューションズが共催する。会場は幕張メッセの展示ホール1から11、国際会議場、イベントホールを使用する。

