eSports向けゲーミングイヤホン「DOVE SEEDS」、ふもっふのおみせが販売開始
ふもっふのおみせは、新メーカーDove Audioのゲーミングイヤホン「SEEDS」の販売を開始した。価格は9,980円。同製品は最大8種類の音質チューニングが可能な物理スイッチを搭載し、ゲーミングから音楽鑑賞まで幅広く対応するプロフェッショナル仕様のインイヤーモニターである。


DOVE SEEDSは、片側1基のバランスドアーマチュアドライバーを採用している。有効周波数帯域は20Hz~20,000Hzで、感度は124dB/Vmrs~110dB/Vmrsとなっており、スイッチによる調整が可能だ。同製品は正確な音像定位を実現し、ゲーム中の足音や環境音を鮮明に捉えることができるとしている。
本体に搭載された3つの物理スイッチにより、最大8種類の音質チューニングが可能である。ゲーム、音楽、通話など、使用シーンや好みに合わせて音作りができる設計となっている。
DOVE SEEDSは1991年に誕生し、4年間にわたってサウンドチューニングと設計最適化を実施した。クラシックなモニターイヤホンの技術をベースに、8回の改良を重ねて完成に至った。小型かつ装着感に優れた筐体と三点支持構造により、快適性も向上している。
通話機能では、6.2mmの大型マイクを搭載し、専用DAC接続時にはアクティブノイズキャンセリングが有効になる。物理式トグルスイッチによる直感的なマイクON/OFF操作が可能で、誤ミュートの心配もないという。
USB TYPE-Cで接続できる専用DACが付属している。高純度単結晶銅に銀メッキを施した接続ケーブルを採用することで、信号の劣化を最小限に抑えている。

AndroidアプリまたはPCブラウザ経由で、PEQ(パラメトリックイコライザー)による音質カスタマイズが可能だ。iOS端末では直接の設定はできないが、AndroidまたはPCで設定後、DSPチップに記録されるため、iOS端末でもそのまま使用できる。
交換用ダンパーや高精度ピンセットが付属しており、ユーザー自身でのパーツ交換が簡単に行える。回路全体は絶縁設計で漏電を防止し、CNC削り出しの堅牢な0.78mmソケットを採用している。内部配線にはLitz構造の単結晶銅・銀メッキ線材を用い、音質劣化を最小限に抑えている。
内容品には、イヤホン本体、スイッチ付きマイク内蔵1.5mケーブル、Type-C接続DAC、1.2m延長ケーブル、Type-C to USB変換アダプター、イヤホン用スイッチ調整ピン、防水ダンピングフィルター(2種類、交換用)、補助用ピンセット、交換用イヤーチップ、イヤホン収納ポーチ、取扱説明書が含まれている。


PCとの接続では、専用ソフトのインストールや面倒な設定は不要で、接続するだけで自動的に認識される。WEBベースのドライバも利用可能で、詳細なサウンド設定もブラウザ上で調整できる。










