TECH.C.文化祭2025、大盛況の2日間を終える
東京・高田馬場にある東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)は、6月14日・15日に開催した「TECH.C.文化祭2025」が大盛況だったと発表した。同イベントでは、ゲーム、IT、ロボット、アニメ、イラスト、映像、CG、esportsなど、各分野を学ぶ学生たちが日々の学びの成果を発表した。

多彩な分野のブースが来場者を魅了
本文化祭は、来場者が実際に作品を見て、触れて、楽しむことができる体験型のイベントとして実施された。グッズ販売ブースでは、イラストなどを学ぶ専攻の学生が手描きのポストカードやオリジナル缶バッジを販売。デザイン性の高い作品が多くの来場者に購入されたという。
ゲーム試遊会では、ゲーム制作を学ぶ専攻の学生が制作した作品を来場者がプレイ。実際のプレイによってバグチェックや改善点が明確になり、リアルなフィードバックが学生の成長につながったとのことだ。
esportsブースでは、進行・運営を学生が担当し、来場者同士や在校生との対戦で会場は大いに盛り上がった。ゲストを招いてのスペシャルイベントも実施され、学生の実践力を高める機会となったと報告されている。
IT分野では、2年生が中心となって取り組んだ企業プロジェクトの成果アプリケーションを展示。来場者は実際にアプリを操作し、完成度の高さに驚きの声を上げていた。
ロボット分野では3Dプリンター体験やロボット操作体験を実施し、子どもから大人まで未来のテクノロジーに夢中になる姿が見られた。映像・アニメ分野では、自身の「好き」をテーマにした映像展示や来場者の似顔絵制作などを行い、会場は温かい笑顔で溢れていたという。
CG分野のブースでは「3D間違い探し」が人気を集め、来場者も真剣に挑戦。チャリティーバザーブースも多くの来場者で賑わった。

入学2カ月の1年生も大活躍
今回の文化祭の注目点は、入学から約2カ月の1年生が積極的に出展・運営に携わったことだ。ボードゲームブースでは1年生チームがゼロからゲームを企画・制作し、ブースの装飾や当日の運営までを担当。行列ができるほどの盛況ぶりだったとのことだ。
グッズ販売やCG間違い探し、esportsイベントの運営などにも1年生が参加。短期間でこうした成果を出せたことは、TECH.C.の実践重視の教育の成果と言える。
参加した学生からは「来場者のリアルな反応が嬉しかった」「もっと良い作品を作りたくなった」といった声が多く上がり、文化祭が自信と次へのモチベーションにつながっている。
なお、11月2日・3日には学園祭の開催も決定しており、今回の文化祭で大きな学びを得たTECH.C.の学生たちの今後の活躍に注目したい。


