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レビュー VAXEE XE-S WIRELESS ゲーミングマウス

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VAXEE

XE-S WIRELESS

接続方式無線 / 有線 両方可能
ケーブル着脱式USB Type-C ケーブル
メインスイッチHuano Black Shell Pink Dot Mouse Switch
センサーPAW3950
サイズ長さ118mm、幅約59mm、高さ36mm
重量約61g
DPI400/800/1600/3200の4つで設定が可能
ポーリングレート500/1000/2000/4000Hzの4つで設定が可能
クリックレイテンシー2/3/4/8msの4つで設定が可能
LOD低と中の二段階で設定可
Motion Syncオンオフ可

購入方法と販売店

要点

  • 高ポーリングレートで低遅延
  • 手が小さい人から中程度の人におすすめ
  • 背が低めの小型左右対称形状
  • ポーリングレート最大4K対応
  • アプリ不要のプラグアンドプレイ
  • 左利き用バージョンもあり

VAXEE XE-S WIRELESS

VAXEE XE-S WIRELESSは、VAXEEが誇る最新鋭のゲーミングマウスです。

最新のPAW3950センサーを搭載し、プロから一般ユーザーまで幅広いニーズに応える高性能を実現しています。

  • 4Kの高ポーリングレートと低遅延性能で、瞬時の反応を実現
  • 約61gの軽量設計で、長時間プレイでも疲労を軽減
  • センサーの省電力化により、1K設定時では最大110時間のバッテリー持続
  • プラグアンドプレイでドライバレスでマウス設定が可能

人間工学に基づいた設計

  • 左右対称形状で、右利き・左利き問わず快適な使用感
  • 手に馴染む考え抜かれたデザインで長時間の使用でも快適
  • 多様なグリップスタイルに対応する柔軟性
  • VAXEEオリジナルのマットコーティングにより、手汗時も滑りにくく、長時間の安定したグリップを実現

VAXEE XE-S WIRELESSは、高性能と使いやすさを両立し、プロフェッショナルな競技からカジュアルなゲームまで、あらゆる場面で卓越したパフォーマンスを発揮します。ゲーマーの熱意と最新技術が融合した、真のゲーミングマウスと言えるでしょう。

動画

カラバリとコーティング

VAXEE XE-S WIRELESSは、ユーザーの好みに合わせて選べる豊富なカラーバリエーションを提供しています。標準モデルでは、クラシックなブラックとホワイトに加え、鮮やかなブルー、オレンジ、ピンク、イエローの計6色が用意されています。

左利きのゲーマーにも配慮し、VAXEE XE-S WIRELESS左利き用モデルも展開しています。こちらはホワイト、ブルー、オレンジの3色から選択可能です。

VAXEE XE-S WIRELESSに採用されているマットコーティングは、手汗をかいても滑りにくい特性を持ち、長時間のゲームプレイでも安定したグリップ力を維持します。この特徴により、プレイヤーは正確なエイムと素早い動きを実現できるでしょう。

付属品

付属品には、マウス本体、Type-Cケーブル、4Kレシーバー、説明書一式が含まれています。

外見

上面

底面

VAXEE XE-S WIRELESSは、洗練された左右対称デザインと滑らかな曲線美が特徴的な高性能ゲーミングマウスです。コンパクトで薄型ながら、多様なグリップスタイルに対応する優れた汎用性を備えています。

マウスの形状は、手のサイズや好みに合わせて、パームグリップ、クローグリップ、フィンガーティップグリップなど、様々な持ち方を可能にします。この柔軟性により、長時間のゲームプレイでも快適な操作感を維持し、プレイヤーのパフォーマンスを最大限に引き出します。

さらに、VAXEE XEから継承されたユニークな機能として、スクロールホイール直下のファンクションキーがあります。このキーを押すことで、バッテリー残量を素早く確認できます。デフォルトではページダウンキーとして機能しますが、ゲーム内設定にカスタマイズすることも可能で、プレイヤーのニーズに合わせた柔軟な使用が可能です。

正面

後面

マウスの正面には、クリック部分にガイドデザインが施されており、指を自由に置くことができます。このデザインにより、より直感的で快適な操作が可能になっています。

メインボタンの動作は、短いプリトラベルとポストトラベルで設計され、確実なクリック感を提供します。がたつきもなく、精密な操作が可能です。

マウスシェルがメインボタンを包み込む構造を採用しています。これにより、一般的な持ち方をするユーザーには快適な使用感を提供しますが、クリック部分の端に指を置く特殊な持ち方をする方には、若干の慣れが必要かもしれません。

VAXEE XE-S WIRELESSには、Huano社製のBlack Shell Pink Dot Mouse Switchを採用しています。このスイッチは、クリアで鮮明な「カチカチ」という触覚フィードバックを生み出します。

左側面

右側面

VAXEE XE-S WIRELESSは、低背かつコンパクトな設計により、手のひら全体で自然に包み込める形状を実現しています。両サイドの絶妙なくびれは、親指、薬指、小指の配置を直感的に導き、快適なグリップ感を提供します。

特筆すべきは、前後で明確に分離されたサイドボタンの配置です。これは、大型モデルのXEとの顕著な差別化ポイントとなっています。さらに、サイドボタンは「カチッ」という明瞭で爽快なクリック感を備え、操作の確実性を高めています。

コンパクトなマウス本体に比して、大きなサイドボタンが強く突出しています。これにより、親指で簡単にクリックできる、使い勝手の良いデザインとなっています。

VAXEE XE-S WIRELESSのスクロールホイールは、やや低めに配置されており、使いやすさを重視したデザインとなっています。ノッチの感触は適度な抵抗感があり、スクロール時に心地よいフィードバックを提供します。この微妙な触感は、精密な操作が求められるゲーミングシーンにおいて、プレイヤーに正確なコントロール感を与えます。

重量

VAXEE XE-S WIRELESSの重量は実測値で60.5gでした。これは、肉抜きのない樹脂射出成形のマウス本体としては一般的な重さです。

持ち方

VAXEE XE-S WIRELESSは、洗練された左右対称デザインと滑らかな曲線が特徴で、コンパクトで薄型ながら、様々なグリップスタイルに対応する柔軟性を備えています。特に、手のサイズが小さめから中程度のユーザーに最適で、長時間の使用でも快適な操作感を提供します。ただし、大きな手の方には少し小さく感じる可能性があるため、購入前に実際に触れてみることをお勧めします。

VAXEE XEと形状比較

VAXEE XEと比較すると、VAXEE XE-S WIRELESSは単なる小型化以上の進化を遂げています。

  • サイズ:XE-S WIRELESSはXEよりもコンパクトで、小~中型の手に最適
  • グリップ感:XE-Sは手に馴染みやすく、様々なグリップスタイルに対応
  • ボタン配置:XE-Sのサイドボタンは前後に分離され、操作性が向上
  • 重量バランス:小型化に伴い、より軽量かつバランスの取れた設計に
  • スクロールホイール:新しいグリップパターンにより、精密な操作が可能に
  • マウススケート:小型化に合わせて形状が最適化
  • 底面:クリックレイテンシーの表記が L/M/H に変更され、将来のアップデートに対応
  • 底面ボタン:軽量化に伴い、一つのボタンで複数の設定変更が可能になり、使いやすさが向上

プラグアンドプレイ

VAXEE XE-S WIRELESSは、ドライバーをインストールすることなく、マウス本体の設定で、DPI、ポーリングレート、デバウンスタイム、そしてLOD(リフトオフディスタンス)を簡単に調整できます。この機能により、ゲーマーは好みの設定をすぐに反映させ、プレイスタイルに合わせたカスタマイズを素早く行うことができます。

入力遅延測定

ゲーミングマウスの性能評価において、入力遅延の測定は極めて重要です。当サイトでは、LDATを使用してマウスの入力遅延を計測しています。具体的には、マウスクリックからマズルフラッシュが発光するまでの時間を高精度で測定します。この方法により、マウスの実際の応答性能を客観的かつ相対的に評価できます。当サイトでは、この測定の最小値と平均値を掲載しています。

しかし、マウスの総合的な評価には、入力遅延だけでなく、前述の形状、重量、ボタン配置なども考慮する必要があります。LDATの結果と他の要素を総合的に分析することで、より自分に適したゲーミングマウスを見つけることができるでしょう。

条件

項目備考
CPURyzen 9 7950X3D
Mother BoardASRock B650 livemixerを使用。マウスはLightning Gamingポートに接続
マウス以外のUSB機器は接続せず、キーボードはBluetooth接続
GPURTX3090
DisplayDell AW2524HF
GameVALORANTの射撃演習場で測定。設定はフルスクリーンモード、ローインプットバッファモードをオン、Nvidia Reflex Low LatencyはOn + Boost。
垂直同期はオフ、グラフィック設定は低。
Mouse DPI800固定
Mouse Polling Rate1000Hzからスタートし、最大8Kまで測定
デバウンスタイム変更できるものは最小値に設定
クリック回数100回
Receiver Firmwarev3 24.06.07
Mouse Firmwarev2 24.06.07
Motion Syncオン

入力遅延 – 平均値

VAXEE XE-S WIRELESS Input Delay Average
Steelseries IKARI OPTICAL – wired 1K
4.69ms※最速
VAXEE XE-S wireless 4K
6.63ms
VAXEE XE-S wireless 2K
6.86ms
VAXEE XE-S wireless 1K
7.67ms
VAXEE XE-S wired 1K
7.69ms

VAXEE XE-S WIRELESSの平均値遅延は、ポーリングレートによって顕著な差異が見られます。全体的な傾向としては、競合製品と比較して中程度の性能を示していますが、高いポーリングレートを使用することで遅延を効果的に軽減できることが明らかになりました。以下に、詳細なデータを示します

  • 4Kポーリングレート:6.63ms
    • この設定では、VAXEE XE-S WIRELESSは比較的低い遅延を実現しており、高速な応答性を求めるゲーマーにとって魅力的な選択肢となっています。
  • 2Kポーリングレート:6.86ms
    • 4Kと比較してわずかに遅延が増加していますが、依然として優れたパフォーマンスを維持しています。多くのユーザーにとって、この設定が最適なバランスを提供する可能性があります。
  • 1Kポーリングレート:7.67ms
    • 最も一般的なポーリングレート設定ですが、他の設定と比較すると遅延が若干増加しています。しかし、多くの一般的なゲーミングシーンでは、この程度の遅延差は実感しづらい可能性があります。

入力遅延 – 最小値

VAXEE XE-S WIRELESS Input Delay Minimum
Steelseries IKARI OPTICAL – wired 1K
3.30ms※最速
VAXEE XE-S wireless 4K
3.90ms
VAXEE XE-S wireless 2K
4.00ms
VAXEE XE-S wired 1K
4.20ms
VAXEE XE-S wireless 1K
4.20ms

VAXEE XE-S WIRELESSの最小値遅延は、ポーリングレートによって異なりますが、全体的に競合製品と比較して中程度から良好な性能を示しています⁠。

  • 4Kポーリングレート時の最小値遅延は3.90msで、高いパフォーマンスを示しています⁠
  • 2Kポーリングレート時は4.00msと、4Kに近い性能を維持しています⁠
  • 1Kポーリングレート(無線・有線)と4K無線のLogicool Pro X Superlight 2は同じ4.20msを記録しています⁠

これらの結果から、VAXEE XE-S WIRELESSは特に高いポーリングレート設定時に優れた最小値遅延性能を発揮していることがわかります。ただし、実際のゲームプレイ体験は個人の感覚や好みに左右されるため、可能であれば実際に試用することをお勧めします。

結論

VAXEE XE-S WIRELESSは、ゲーマーの熱意と最新技術を融合させた、真のゲーミングマウスです。

  • 精密な動きを捉える高性能センサーで、FPSなどの高精度ゲームに最適
  • 4000Hzの高ポーリングレートと低遅延性能で、瞬時の反応を実現
  • 約61gの軽量設計で、長時間プレイでも疲労を軽減
  • 最大110時間のバッテリー持続
  • プラグアンドプレイでドライバレスで設定可能
  • コンパクトで、小~中型の手に最適なサイズ
  • 左右対称形状で、右利き・左利き問わず快適な使用感
  • 多様なグリップスタイルに対応する柔軟性
  • VAXEEオリジナルのマットコーティングにより、手汗時も滑りにくく、長時間の安定したグリップを実現
  • 豊富なカラーバリエーション:ブラック、ホワイト、ブルー、オレンジ、ピンク、イエローの6色展開
  • 左利き用モデルも用意(ホワイト、ブルー、オレンジの3色)

VAXEE XE-S WIRELESSは、プロ競技からカジュアルプレイまで、あらゆる場面で卓越したパフォーマンスを発揮します。

[レビューサンプル提供:VAXEE JAPAN]

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