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エスエス製薬、寝不足時のパフォーマンス低下を再現するゲームコントローラー「NEBUCON」を世界初開発

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 エスエス製薬は6月30日、寝不足時のパフォーマンス低下をゲームコントローラーの操作で再現する世界初の「寝不足体感コントローラー」NEBUCON(ネブコン)を独自開発したと発表した。

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eスポーツ業界への睡眠啓発活動の一環

 エスエス製薬は睡眠を疎かにしがちなeスポーツ業界に着目し、2024年に大ヒット格闘ゲーム『ストリートファイター6』とのコラボレーションによるeスポーツ大会「SLEEP FIGHTER」の第1弾を開催した。

 この大会では出演者に「睡眠計量」を義務づけ、基準に満たない場合は減点のペナルティを科すというルールを導入し、世界初のeスポーツ大会として大きな話題となった。7月5日には新ルールを追加した「SLEEP FIGHTERⅡ」の開催も予定している。

寝不足状態を4段階で再現

 NEBUCONは、アーケードコントローラービルダーのPonta氏、ゲーミングデバイスブランドのBrook Gaming社とタッグを組んで開発された。寝不足状態でのプレイ時に起こる判断ミスや判断遅延を再現できるコントローラーである。

 「慢性的な6時間以下の睡眠は認知能力の低下やミス増大に繋がる」という研究結果を参考に、NEBUCONには「ランダムモード切り替えボタン」と「寝不足モード切り替えボタン」の2つのモードを搭載した。

 寝不足モードは4段階に設定されている。NORMAL MODE(8時間睡眠状態)では遅延なし、SLEEPY MODE(6時間睡眠状態)では2F遅延、DROWSY MODE(4時間睡眠状態)では4F遅延、GROGGY MODE(徹夜状態)では8F遅延となる。

 ランダムモードでは5秒毎にボタン配置が勝手に切り替わり、寝不足状態のプレイ時に起こる判断ミスを体感できる。各ボタンで切り替えた睡眠不足状態はモード表示モニターに表示される。

開発者らのコメント

 アーケードコントローラービルダーのPonta氏は「e-sportsは、1フレームの差で勝敗が決まるシビアな世界です。私はいつも、選手に少しでも良いパフォーマンスを発揮してほしいという思いで、アケコンのカスタムや調整をしています。今回の試みは普段とは真逆のアプローチです。しかしあえて通常とは異なる条件を用意することで、勝利のために本当に必要なものは何か――その本質を体感していただける機会になれば嬉しく思います」とコメントした。

 Brook Gamingは「普段は、できるだけ”ラグを減らす”ための開発をしています。でも今回は真逆で、あえて”反応を遅らせる”という挑戦でした。わざと不利な状態をつくるなんてこと普通ではやりませんが、寝不足がいかにパフォーマンスを落とすものなのか、その怖さを肌で感じてもらえる設計を目指しました」と述べた。

6月30日の事前配信で初披露

 NEBUCONは6月30日夜開始のSLEEP FIGHTERⅡ各チーム顔合わせ配信で初のお披露目となった。配信内では、どぐら、板橋ザンギエフ、ドンピシャ、ShutoがNEBUCONを実際に体験した。

7月5日の大会会場で試遊可能

 7月5日のSLEEP FIGHTERⅡ大会会場にはNEBUCONの試遊台が登場し、観戦者は自由に体験できる。大会は「睡眠計量e-SPORTS CUP<SLEEP FIGHTER II>Supported by ドリエル」として、13時30分から21時まで両国KFCホール(東京都墨田区横網1-6-1国際ファッションセンタービル)で開催される。

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