睡眠時間が試合結果を左右。エスエス製薬が「スト6」大会第二弾を開催
エスエス製薬は5日、東京都墨田区の両国KFCホールで「睡眠計量e-SPORTS CUP<SLEEP FIGHTER II>Supported by ドリエル」を開催した。昨年8月に初開催した大会の第二弾で、睡眠時間の短いeスポーツプレイヤーに着目し、出演者に睡眠計量を義務づけるという世界初のルールを採用している。

同大会は、エスエス製薬が睡眠改善薬「ドリエル」を発売している縁から、良質な睡眠で日々を最大限に充実させることを応援するという「能動睡眠プロジェクト~挑戦しよう、まず寝よう~」のコンセプトのもとで実施された。「スト6」の愛称で知られるカプコンの格闘ゲーム「STREET FIGHTER6」とのコラボレーションで展開し、前回大会では総配信視聴数が479万回を記録したという。
今回は新たなルールとして、睡眠の質スコアが優れているチームに「夢オチ権」を付与し1ゲーム再戦できる「夢オチルール」を導入した。また、睡眠時間によって最大8フレームの操作遅延が生じるドリエル独自開発の寝不足体感レバーレスコントローラー「NEBUCON」も会場で展示された。
大会には、どぐら、SHAKA、因幡はねるをはじめ、プロゲーマー、人気ストリーマー、VTuberなど多岐にわたる20名の人気ゲーム配信者が参加した。4チームに分かれ、睡眠時間と格闘ゲームの腕を競った。






















参加チームの睡眠時間は、Aチーム「バキバキシャカトリス」が136時間、Bチーム「快眠!おじべロス」が131時間、Cチーム「ドライブゲージファイナンス」が144時間、Dチーム「SLEEPINKDRAKE」が139時間となり、基準の120時間をすべてのチームが上回った。
大会は4チームによるトーナメント戦で行なわれ、第1試合では「快眠!おじべロス」が「バキバキシャカトリス」を破り、第2試合では「ドライブゲージファイナンス」が「SLEEPINKDRAKE」に勝利した。3位決定戦では「SLEEPINKDRAKE」が「バキバキシャカトリス」を下し、決勝戦では「快眠!おじべロス」が「ドライブゲージファイナンス」を制して優勝を果たした。
優勝チーム「快眠!おじべロス」のメンバーは板橋ザンギエフ、ハイタニ、Zerost、夕刻ロベル、龍ヶ崎リンの5名で構成された。板橋ザンギエフは「この一年快眠に快眠を重ねた結果この勝利があったのではないか」とコメントした。
個人賞「Most Valuable Sleeper」には常闇トワが選ばれた。常闇トワは「トロフィーいいなぁ、と思ってみていたら自分がもらえてすごくうれしい」と喜びを語った。
エスエス製薬は企画について、eスポーツ界では長時間配信による体調不良が問題となっており、挑戦のために睡眠時間を削る配信者が多いことから、今回の企画で睡眠の重要性を伝えたいと意図を説明した。



