大阪eスポーツラウンドテーブル公式サイトがオープン、KULがマイクラ・HADOイベントを発信
株式会社KULは、大阪府が設立する「大阪eスポーツラウンドテーブル(Osaka eSports Growth Guild、以下:OeGG)」に参画した。4日に公開された公式ウェブサイトにて、同社主催の「マイクラでまちづくり!!~小学生1000人で夏の自由研究2025~」をはじめとするeスポーツイベントの情報を発信すると発表した。

同社は大阪・関西万博と連動したeスポーツの普及と関連産業の振興に貢献するとしている。ショッピングセンター「エコール・いずみ」内のeスポーツ施設「eスタジアムいずみ」で蓄積したノウハウを活用する。OeGGが展開する大阪・関西万博連動イベントなどを通じて地域活性化に寄与するという。
2024年11月に開催されたOeGG設立式では、吉村知事が「”産×学×官”で大きなeスポーツの輪を」と宣言した。KULはこの理念に共感し、eスポーツを通じた地域活性化と持続可能な社会の創出に向けて取り組む。
同社は「”暮らしやすい”をデザインする」というスローガンのもと、大阪府和泉市のショッピングセンター「エコール・いずみ」を運営している。同施設内には「eスタジアムいずみ」およびARスポーツHADOの関西初専用施設と謳う「HADO ARENA エコール・いずみ」があり、最新のデジタル技術を活用した地域活性化に取り組んでいる。
マイクラとHADO、2つのイベントを開催
今回のOeGG公式HPオープンを機に、同社は2つのイベント情報を発信している。19日から開催予定の「マイクラでまちづくり!!~小学生1000人で夏の自由研究2025~」と、8月17日開催予定のHADO大会「第5回 HADO いずみCUP」だ。
「マイクラでまちづくり!!」は、世界中で人気を集めているゲーム「Minecraft(マインクラフト・略『マイクラ』)」を活用したイベントだ。大阪府和泉市の「和泉中央駅」エリアをモチーフとしたバーチャル空間上で、子どもが”将来住みたい家”を自由に建築する。一人ひとりの子どもが持つ「想像」と「創造」の力を育む『学び』の機会を創出するという。参加予約は先着順となっている。
「第5回 HADO いずみ CUP」は、AR(拡張現実)スポーツ「HADO」の店舗大会。四半期に一度、HADO ARENA エコール・いずみにて開催されている。子どもから大人まで、誰もが最新のテクノロジーを駆使した新感覚スポーツを楽しめる機会として、地域活性化と「HADO」の普及を目指している。
「HADO」は、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して戦う全く新しいARスポーツだ。魔法のようなエナジーボールを放ったり、シールドを展開したりできる。最大3対3のチーム戦で、80秒間のバトルを繰り広げる。初心者でも一人での参加が可能だ。
同社は今後もOeGG公式ホームページより同社主催のeスポーツイベント情報などを積極的に発信するとしている。

