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プロeスポーツチーム「SCARZ」がコンプライアンス研修を実施

Ernest

 株式会社XENOZが運営するeスポーツチーム「SCARZ(スカーズ)」は、全選手およびストリーマーを対象としたコンプライアンス研修を実施した。

 近年、eスポーツ業界では選手や配信者の発信力が高まるとともに、その言動が社会的責任を問われるケースも増加している。SCARZでは、この状況を単なるリスクとして捉えるのではなく、「一人ひとりが信頼を積み重ねる力を持つ」前向きな可能性として捉え、今回の研修をチーム全体の成長機会と位置づけているという。

 本研修は、SNSや配信など日常的な発信機会が多いeスポーツ業界において、選手・クリエイターが社会的責任を持った行動をとるための基礎的な理解と意識向上を目的としている。

 研修内容は、コンプライアンスの基本として情報発信における責任や、所属チーム・パートナー企業への影響を踏まえた行動指針など、社会人・表現者として知っておくべき基本的なルールを学習した。また、アスリートとしてのマナーとルールでは、ファンや視聴者、関係者との関わりの中で求められる立ち振る舞いや、スポーツマンシップに基づいた姿勢の大切さについて考える内容となったという。

 研修の一部では、過去にSCARZのレインボーシックスシージ部門で選手として活動し、現在は社員としてチームのマネジャー等を務めるPyonが講師を担当した。選手目線での実体験や課題を交えながら、より現場に即した内容で講義を行ったという。

 SCARZは今後も継続的に研修を行い、「個の発信力」と「組織としての信頼」を両立するチーム文化を築き上げ、ファン・パートナー・コミュニティに対して誠実であり続ける組織を目指すとしている。

 株式会社XENOZは、eスポーツチーム「SCARZ」の運営をはじめとするeスポーツ事業を展開している。アパレル・グッズの運営やeスポーツ施設の運営、eスポーツを活用したビジネス開発なども手がけている。2022年には大丸松坂屋百貨店やパルコを有するJ.フロントリテイリンググループの一員となり、日本から世界に通用するeスポーツ企業を目指し事業を行っている。

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