Razer、eスポーツ向け最速ワイヤレスヘッドセット「BlackShark V3 Pro」を発表
Razer Japanは、eスポーツ向けヘッドセット「Razer BlackShark V3 Pro」を発表した。PC、PlayStation、Xboxそれぞれに最適化されたモデルを展開する。

今回は3つのモデルを同時展開する。フラッグシップモデルの「BlackShark V3 Pro」(4万780円)に加え、「Razer BlackShark V3」(2万4,480円)と「Razer BlackShark V3 X HyperSpeed」(1万6,980円)も発売する。
PC向けモデルとXbox向けモデルの価格は4万780円で、本日より予約を開始し、8月8日に発売する。PlayStation向けモデルについては、予約・販売開始を後日発表する予定だ。
遅延10ミリ秒の超高速ワイヤレス通信を実現
BlackShark V3 Proは、Razer初となる第2世代HyperSpeed Wirelessテクノロジーを搭載した。遅延は10ミリ秒と低く、従来の競合製品の15ミリ秒と比べて約33%短縮した。
音声通信機能では、スタジオ品質の12mm着脱式マイク「Razer HyperClear Full Band Mic」を搭載する。48kHzの高精度なサンプリングレートと単一指向性の集音パターンを備える。試合中でも自分の声を明瞭に届けることができる。
接続方法は4種類に対応する。2.4GHzワイヤレス、Bluetooth、USB-A、有線3.5mmから選択可能だ。2.4GHzのHyperSpeed WirelessとBluetoothの同時接続にも対応しており、ゲーム中でも通話やボイスチャットに接続を維持できる。
ノイズキャンセリングと高音質ドライバーを新搭載
新モデルはBlackSharkシリーズで初めて、4つのマイクによるハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した。周囲の環境ノイズを除去する。メモリーフォームイヤークッションと密閉型デザインと組み合わせることで、集中しやすい音響環境を作り出す。
音質面では、超薄型のバイオセルロース振動板を用いた第2世代TriForce 50mmドライバーを搭載する。自然でクリアな音質と優れた周波数分離を実現した。新設計のドライバープラグにより高調波歪みを50%低減し、磁力も75%強化している。
PC限定機能として、THX Spatial Audioの最新構成(7.1.4ch)を搭載した初の製品となる。従来の水平的な定位だけでなく、上方向にも仮想スピーカーを追加することで、垂直方向の音場を拡張する。

