ゲーミングマウス
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超軽量39g × 光学スイッチ搭載!プロゲーマーも唸らせるHITSCAN Hyperlight ワイヤレスゲーミングマウス レビュー

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HITSCAN

Hyperlight ワイヤレスゲーミングマウス

主な特徴

項目仕様
メーカーHitscan
モデル名Hyperlight
重量39g ± 1g
サイズ118mm x 61mm x 38mm
センサーPixArt PAW3395
DPI最大26,000 DPI
ポーリングレート最大8,000Hz(別売の8Kドングルが必要)
接続方式有線および2.4GHzワイヤレス
バッテリー寿命最大75時間
スイッチOmron光学スイッチ(メインクリック)、TTCメカニカルスイッチ(サイドスイッチ)
MCUNordic 52840
付属品マウス本体、ワイヤレスレシーバーアダプター、1Kワイヤレスレシーバー、USB-Cケーブル、専用マウススケート2種類、取扱説明書

このマウスについて

HITSCAN Hyperlightワイヤレスゲーミングマウス(以下、HITSCAN Hyperlight)は、2024年10月17日発売の最新高性能ゲーミングマウスです。118mm × 61mm × 38mmの中型左右対称デザインを採用し、パームグリップ、クローグリップ、フィンガーチップグリップなど、様々なグリップスタイルに対応する快適な使用感を実現しています。特に中型の手サイズのゲーマーに最適な設計となっています。

主な特徴は、わずか39gの超軽量設計、高性能なPixArt PAW3395センサー、そして有線・2.4GHzワイヤレスの両対応です。別売の8Kドングルを使用すれば、最大8,000Hzの高速ポーリングレートを実現できます。また、光学スイッチの採用でチャタリングの問題を解消し、250mAhバッテリーにより最大75時間の連続使用が可能です。

付属品と別売り8Kドングル

HITSCAN Hyperlightには、マウス本体、ワイヤレスレシーバーアダプター、1Kワイヤレスレシーバー、USB-Cケーブル、専用マウススケート2種類、取扱説明書が付属しています。8Kドングルは別売となっており、HITSCAN(ヒットスキャン)8000Hzポーリングレート Wireless Dongleには、マウスのバッテリー残量等を示すLEDインジケータが内蔵されています。

外見と特徴

形状と剛性

  • 左右対称形状:多様なグリップスタイルに対応する左右対称デザインを採用しています。
  • サイズ:中型の手サイズのユーザーに最適化された寸法設計です。
  • シルエット:マウスの中央部が最も高く、両側面がボトムシェルに向かってV字状に傾斜しています。
    • この傾斜により親指、薬指、小指でマウスを効果的にホールドできます。さらに、最も細いくびれ部分から後面にかけて徐々に太みを増す形状により、パームグリップ、クローグリップ、フィンガーティップグリップなど、様々な持ち方に自然に対応します。
  • 軽量化設計:トップシェルを無加工のまま保ち、ボトムシェルに効率的な穴加工を施すことで39グラムの軽量化を実現しています。
  • 高剛性構造:軽量でありながら堅牢な設計により、激しいゲームプレイでも安定した性能を維持します。軋みやたわみのない高品質な作りにより、信頼性の高い操作感を実現します。

メインボタン

  • デザイン:メインボタンは左右側面のシェルで挟まれる構造です。通常のグリップでは問題ありませんが、ボタンの端に指を置く持ち方の場合、シェルと指が干渉する可能性があります。
  • ガイド:メインボタンには、指の形状に合わせた滑らかな凹形状のフィンガーガイドが施されています。これにより、自然な指の配置が可能で、直感的かつ快適な操作を実現しています。
  • クリック感:光学式スイッチを搭載し、チャタリングのない正確な入力と適度な押し込み抵抗を実現。メカニカルスイッチとは異なる、オプティカルスイッチ特有のクリアな「カチッ」という感触が特徴です。
  • クリックトラベル:メインボタンのプリトラベル(クリックするまでの距離)は標準的で適度な長さです。一方、ポストトラベル(クリック後の沈み込み)は若干長めに設計されています。このバランスが、快適な押し心地と素早い操作性を生み出しています。

サイドボタン

HITSCAN Hyperlightのサイドボタンは、親指の自然な位置に配置された丸みを帯びた突起形状で、快適な操作を実現します。表面の滑り止め加工により、素早い操作時でも確実なクリックが可能です。適度なストローク深さと明確なクリック感により、細部まで考慮された優れた操作性を提供します。

センサー位置

HITSCAN Hyperlightのセンサーは、マウスの全長に対してやや前方に配置されています。手の大きい筆者のテストでは、パームグリップとクローグリップのどちらの持ち方でも、センサーが親指と小指を結んだラインより前方に位置することが確認できました。フロントセンサー配置を好むユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

コーティング

HITSCAN Hyperlightは高品質な滑り止めコーティングを採用しており、手汗をかきやすい筆者の場合でもグリップテープなしで確実な把持が可能です。

さらに安定した把持を求める場合は、サードパーティ製のグリップテープを活用できます。グリップテープの装着により把持力が向上し、長時間のゲームプレイでも安定した操作を維持できます。使用環境や好みに合わせてグリップテープを選べば、最適な操作感をカスタマイズできます。

LEDインジケーター

HITSCAN Hyperlightのトップシェル先端には、LEDインジケーターを搭載しています。このLEDは装飾的な要素だけでなく、DPI設定(マウスの感度)、バッテリー残量、充電状況などの重要な情報を、色の変化によって直感的に表示する実用的な機能を備えています。

スクロールホイール

HITSCAN Hyperlightのスクロールホイールは極めて低めに設計されており、自然な指の動きでスムーズなスクロールが可能です。ホイールには高品質なラバーリングが採用されており、確実なグリップ感と精密な操作性を実現しています。

スクロール時の感触は、ノッチ間の移行がなめらかで、程よい「カチカチ」という触覚フィードバックを提供します。スクロール操作時の抵抗感は絶妙で、ホイールクリックは適度な軽快さのある「カチッ」という感触で、優れた操作性を実現しています。

重量

HITSCAN Hyperlightは、トップシェルを見た目の美しさと耐久性のため無加工のまま残し、ボトムシェルに効果的な穴あけ加工を施すことで、実測40.1グラムという軽量化を達成しています。高品質なプラスチック筐体の採用により、優れた耐久性と剛性を保ちながら、理想的な軽量化バランスを実現しています。

マウスの重心は低く設定され、本体中央よりもやや前方に位置することで、フロントセンサー配置と相まって素早い動きや急な方向転換時でも安定した操作を実現しています。この最適な重心バランスにより、長時間のゲームプレイでも疲労を抑え、正確なエイミングを維持できます。

バッテリー持ち

HITSCAN Hyperlightのバッテリー持続時間はポーリングレート設定に応じて変動します。

1,000Hzでは約75時間、8,000Hzでは約15時間の連続使用が可能です。これらは一般的な使用環境での測定値であり、実際の持続時間は使用状況や設定により異なる場合があります。ポーリングレートを調整することで、より長時間の使用も可能です。

持ち方

HITSCAN Hyperlightマウスのグリップスタイルについて、以下のような特徴があります

サイズと形状

  • 118mm × 61mm × 38mmの中型左右対称デザインを採用し、特に中型の手サイズのユーザーに最適です
  • マウス中央部が最も高く、両側面がV字状に傾斜する設計により、親指、薬指、小指で効果的にホールドできます

対応グリップスタイル

  • パームグリップ、クローグリップ、フィンガーティップグリップなど、様々な持ち方に対応
  • 最も細い部分から後方にかけて徐々に太くなる形状により、どのグリップスタイルでも自然な持ち心地を実現

中型サイズながら、大きな手のユーザーでもパームグリップとクローグリップの両方で快適な操作が可能です。39gという軽量設計と相まって、素早い動きにも対応できる安定性を備えています。低めに設計されたスクロールホイールと前方に配置されたセンサーにより、特にクローグリップでの精密な操作性が向上します。また、高品質な滑り止めコーティングにより、手のひら全体でマウスを包み込むパームグリップでも確実なコントロールを実現します。

ソフトウェア

HITSCAN Hyperlightは、専用ソフトウェア「Hitscan Utility」でカスタマイズが可能です。このソフトウェアでは、DPI調整、ポーリングレート、LOD、ボタン割り当て、デバウンスタイム、スリープモードなど、豊富な設定オプションを提供します。最大4つのプロファイルを保存でき、設定の切り替えも簡単です。インターフェースは他言語のみの対応ですが、直感的な設計により、初心者でも迷うことなく設定を行えます。このユーザーフレンドリーな操作性により、マウスの性能を存分に引き出すことができます。

他のマウスと形状比較

サイズを比較しますと、HITSCAN Hyperlight(118mm x 61mm x 38mm)は、LAMZU MAYA(119mm×62mm×38mm)やFinalmouse ULX Medium(121mm×56mm×37mm)などの左右対称マウスとほぼ同等のサイズとなっています。このような類似したサイズ設計により、これらのマウスに慣れているユーザーでもスムーズに移行することができます。

入力遅延測定

Q
入力遅延測定の条件と免責事項等について(クリックで開きます)

ゲーミングマウスの性能評価において、入力遅延の測定は重要な要素です。当サイトでは、NVIDIAが開発した遅延測定ツールLDAT(Latency Display Analysis Tool)を使用して、マウスの入力遅延を計測しています。LDATは、ゲームやアプリケーションにおけるクリックからマズルフラッシュまでの遅延を、迅速かつ正確に測定するツールです。

測定の仕組みは、光センサーをディスプレイ表面に取り付け、マズルフラッシュを検出します。測定したいマウスが実際にクリックされてからマズルフラッシュ発光までの時間を高精度で計測することで、マウスの実際の応答性能を客観的に評価できます。当サイトではこの測定における最小値を掲載しています。

ただし、マウスを総合的に評価する際は、入力遅延だけでなく、前述の形状、重量、ボタン配置なども重要な判断材料となります。LDATの測定結果と他の要素を総合的に分析することで、より自分に適したゲーミングマウスを選択できるでしょう。

免責事項等について
免責事項・著作権
免責事項・著作権
測定条件
項目備考
CPURyzen 9 7950X3D
Mother BoardASRock B650 livemixerを使用。マウスはLightning Gamingポートに接続
マウス以外のUSB機器は接続せず、キーボードはBluetooth接続
GPURTX3090
DisplayDell AW2524HF
GameVALORANTの射撃演習場で測定。設定はフルスクリーンモード、ローインプットバッファモードをオン。Nvidia Reflex Low Latencyはオン+ブースト。垂直同期はオフ、グラフィック設定は低。
Mouse DPI800に固定
Mouse Polling Rate1000Hzからスタートし、最大ポーリングレートまで測定
デバウンスタイム変更できるものは最小値に設定
クリック回数100回
免責事項
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msはミリ秒の略で、1秒の1000分の1を表す時間の単位です。コンピューターやゲーミングデバイスの性能を測定する際によく使用されます。

例えば、マウスの入力遅延を測定する際にmsが使われています。入力遅延とは、マウスをクリックしてから、そのアクションがコンピューターに認識されるまでの時間のことです。

これらの数値が小さいほど、マウスの反応が速いことを意味します。ゲーミングマウスの場合、低い遅延値(つまり、より小さいms値)が求められ、それによってゲーム内でのより速い反応が可能になります。

測定結果

Mouse Firmware:V1.0.2 Receiver Firmware:V1.0.2 Motion Sync:オン

有線接続での性能について

有線接続(1000Hz)では4.1msの入力遅延を記録。一般的なゲーミングマウスと比較して競争力のある数値です。

無線接続での性能について

  • 8000Hz: 3.5ms – 測定した全製品中で最高の低遅延を実現
  • 4000Hz: 3.6ms – 安定した高性能を維持
  • 2000Hz: 3.7ms – 競技向けの高応答性を確保
  • 1000Hz: 4.1ms – 実用的な性能レベルを達成

競合製品との詳細な性能比較

8000Hz設定時の3.5msという無線遅延性能は、現行の競合製品の中でトップクラスの成果です。高ポーリングレート(2000Hz以上)での安定した低遅延性能が特徴で、Logicool Pro X Superlight 2(3.7ms)やFinalmouse ULX(3.8ms)といった高級モデルと互角以上の性能を発揮。同価格帯のRazer VIPER V3 PROと比較しても優位性を保持しており、価格対性能比の高さが際立っています。

まとめ

基本スペック

実測40.1グラムという驚異的な軽量設計を実現しています。最新のPAW3395センサーは26,000 DPIまでの高精度トラッキングに対応し、高品質なOmron光学スイッチは最大1億回のクリックに耐える耐久性を備えています。光学式スイッチの採用により、従来の機械式スイッチと比べてチャタリングを防止し、優れた耐久性を実現。さらに、クリック時の遅延を最小限に抑え、より正確な入力を可能にしています。

接続性とバッテリー

有線接続と2.4GHzワイヤレス接続に対応し、最大75時間のバッテリー持続時間を実現。別売の8Kドングルを使用することで、最大8,000Hzのポーリングレートまで対応可能です。

サイズと形状

118mm × 61mm × 38mmの中型サイズで、様々なグリップスタイルに対応する左右対称デザイン。人間工学に基づいた形状により、長時間の使用でも快適な操作が可能です。グリップスタイルに関わらず、どんな手の大きさの人でも合うサイズと形状になっています。

ソフトウェア機能

専用ソフトウェア「Hitscan Utility」で、DPI、ポーリングレート、ボタン割り当てなど、詳細なカスタマイズが可能。最大4つのプロファイルを保存できる柔軟な設定システムを採用しています。

入力遅延性能

有線接続(1000Hz)での測定では4.1msの入力遅延を記録。無線接続では8000Hz設定時に3.5ms(測定機種中で最速)、4000Hz設定で3.6ms、2000Hz設定で3.7ms、1000Hz設定で4.1msという性能を実現。特に高ポーリングレート設定時には、Logicool Pro X Superlight 2(3.7ms)やFinalmouse ULX(3.8ms)といった競合製品を上回る優れた応答性を示しています。

総評

HITSCAN Hyperlightは、最新のPixArt PAW3395センサーと39gという超軽量設計を特徴とする、プロフェッショナルゲーマー向けの高性能ゲーミングマウスです。8000Hz設定時には業界最速となる3.5msの入力遅延を実現し、4000Hz(3.6ms)、2000Hz(3.7ms)でも安定した低遅延性能を維持。最大8,000Hzのポーリングレート対応と最大75時間のバッテリー持続時間により、eスポーツシーンでも高い競争力を発揮します。Logicool Pro X Superlight 2(3.7ms)やFinalmouse ULX(3.8ms)といった競合製品を上回る応答性に加え、Omron光学スイッチの採用による1億回の耐久性と、人間工学に基づいた中型サイズかつ左右対称デザインにより、長期的な信頼性と快適性を兼ね備えた製品といえるでしょう。

[サンプル提供:Rabbit0]

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