【実測レビュー】WLMOUSE STRIDER|45g軽量&3.9ms低遅延のゲーミングマウス!
ゲーミングマウスの選択に悩む方は多いのではないでしょうか。特に競技シーンでは、わずかな入力遅延や信頼性が勝敗を分ける重要な要素となります。
WLMOUSEは、これまで数々の高性能ゲーミングマウスを開発し、数多くのユーザーからも高い評価を獲得してきました。その集大成として登場したのが「WLMOUSE STRIDER」です。
本製品は、マグネシウム合金シェルとプラスチックシャーシにより45g±2gの超軽量ボディを実現し、4000Hz接続時には最小3.9msという圧倒的な低遅延を達成しています。さらに、2種類のスイッチオプションと充実したカスタマイズ機能を搭載しました。
本記事では、WLMOUSE STRIDERの実機レビューを通じて、その性能と使用感を徹底検証します。競技シーンでの使用を検討している方はもちろん、快適なゲーミング環境を求めるユーザーにとって、最適なマウス選びの指針となる情報をお届けします。
WLMOUSE STRIDERは、現代のeスポーツに求められるすべての要素を高次元で満たした、ハイエンドゲーミングマウスと言えるでしょう。
WLMOUSE STRIDERについて
WLMOUSE STRIDERは、最新のPixArt PAW 3950 HSセンサーを搭載した次世代ゲーミングマウスです。8000Hzまでの高ポーリングレートに対応し、50-30,000のDPI範囲と300mAhのバッテリー容量を備えています。Nordic 52840 MCUを採用することで、安定した無線接続を実現。さらに、45±2gという軽量設計でありながら、マグネシウム合金と底面のABSプラスチックの組み合わせにより、優れた堅牢性を確保しています。
本体サイズは長さ122mm、幅66mm、高さ38mmで、ミディアムとラージのサイズを採用しています。EndgameGearのXMシリーズをベースにデザインされており、幅広いユーザーの手に馴染む形状となっています。
スイッチには、メインボタンにTTC Nihil Transparent Black DotまたはOmron Opticals(選択可能)、サイドボタンにOmron Blue Dots、そしてエンコーダーにTTC Dust-Proof silverを採用し、優れたクリック感と耐久性を実現しています。また、ブラック・ホワイト・ゴールド・ピンクの4種類のカラーバリエーションを用意しており、ユーザーの好みに合わせて選択できます。
パッケージと付属品
パッケージには、高品質なマウス本体に加えて、充実した付属品が同梱されています。
具体的には、高速データ転送が可能なUSB-Cケーブル、最大8000Hzの高速ポーリングに対応する8Kドングル、携帯性に優れた1K Nanoドングル、滑らかな操作感を実現する専用PTFEスケート2種類、グリップ力を向上させるマウスグリップテープ2セット、そして微調整が可能なPTFEドットスケート20粒が含まれています。これらの豊富な付属品により、ユーザーは開封後すぐに自分好みのカスタマイズを行うことができ、購入者の体験価値を大きく向上させています。また、付属品の品質も非常に高く、長期間の使用にも耐える耐久性を備えています。
外見と特徴
形状とサイズ
WLMOUSE STRIDERは、EndgameGearのXMシリーズをベースにした左右対称形状を採用し、本体サイズは長さ122mm、幅66mm、高さ38mmです。ミディアムとラージの中間サイズで設計されており、中型から大型の手のサイズのユーザーに最適です。
マグネシウム合金シェルと底面のABSプラスチックの組み合わせにより、45±2gの軽量性と優れた堅牢性を両立しています。表面は高級感のあるマットな仕上がりで、優れたグリップ感を実現しています。
シルエットとくびれ
WLMOUSE STRIDERは、左右対称デザインを特徴とし、先端が低く横幅が広めで、全高を抑えながらも後方が最も高くなるリアハンプ形状を採用しています。特にクローグリップに最適な設計で、競技シーンでの使用に最適です。
サイド部分は、前端から後端にかけて滑らかな曲線を描く深いくびれを持つアグレッシブな設計です。上部から底部シェルにかけて細くなっていく、V字型ウエストラインが特徴的で、指先が自然と収まり、確実なホールドを実現する優れたグリップ感をもたらします。
STRIDERでは、以前のBEASTシリーズの特徴であった側面の大胆なスリット状の肉抜き穴を大幅に改良しました。親指・薬指・小指が触れる面から大きな穴を排除することで、握った際の指の食い込みや違和感を解消しています。
これらサイド部分の形状により、親指と小指が自然な位置に収まりやすく、つかみ持ちに特に適した設計です。また、EndgameGearのXMシリーズやSteelSeries Senseiを思わせる曲線的なサイドデザインにより、指の自由な配置が可能となっています。

剛性
WLMOUSE STRIDERは、マグネシウム合金とABSプラスチックの底面パーツを組み合わせた構造を採用しています。この組み合わせにより、本体重量45±2グラムという軽量性を維持しながら、優れた耐久性と高い剛性を実現しています。
また、シェル同士に隙間や段差のない高精度な組み立てを実現しています。側面への圧力に対して最小限のたわみで抑制され、各部に圧力をかけても軋みや異音が発生しません。また、本体を振っても内部パーツの振動音が発生しない堅固な構造となっています。
メインボタンとサイドボタン
WLMOUSE STRIDERは、メインボタンとサイドボタンの両方で優れた操作性を実現しています。メインボタンには、OMRON Opticalsの光学式スイッチとTTC Nihilのメカニカルスイッチから選択できます。
今回レビューしているOMRON Opticalsモデルは、明確なクリック感と極めて短いプリトラベル・ポストトラベルが特徴です。適度な押し込み圧により長時間使用時の疲労を抑え、ゲーミングに最適な仕上がりとなっています。メインボタンには装飾的なエングレーブが施されていますが、実用的な効果はありません。また、フィンガーガイドの凹みを省いたシンプルな形状を採用しています。
OMRON Opticals光学式スイッチとTTC Nihilメカニカルスイッチの違い
OMRON Opticalsは光学式スイッチで、高速応答と7000万回以上の長寿命が特徴。フォトセンサーによる無接点方式により、チャタリングのない安定した動作を実現。「クリアでシャープなクリック感」と軽い押下力が特徴で、スパムクリック(連続クリック)に最適です。カチッと歯切れのよいクリック感もあり、メカニカルスイッチのクリック感へのこだわりが少ない方に向いています。
TTC Nihilは従来のメカニカル方式で、明確な操作感が特徴。硬めのクリック感とON/OFFが明確な仕様により、FPSゲームなどの精密な操作に適しています。クリック音は静かですが、押下力は比較的高め。欠点として、物理的な接点による摩耗の可能性があり、将来的なチャタリング発生に備えてデバウンスタイムの調整が必要になることも。
スイッチの選択は使用目的で判断しましょう。連続クリックや長時間チャタリングレスでの使用なら OMRON Opticals、従来のメカニカルスイッチのクリック感へのこだわりが強い方なら TTC Nihilが最適です。

サイドボタン
サイドボタンは、人間工学に基づいて左側面に2つのOmron Blue Dotsスイッチを配置。指が自然に届く位置に設置され、適度な突出量により誤クリックを防止します。フラットで指触りの良いボタンと、前後共になめらかな曲面設計により、快適な押し込み感と確実な操作性を実現しています。
メインボタンとサイドボタンは共に、遊びのない安定したクリック感を備えています。ウェブソフトウェアでメインボタンのデバウンスタイムを調整でき、好みに応じたカスタマイズが可能です。この充実したボタン構成により、競技シーンでの素早い操作と日常使用での快適性を両立しています。特にメインボタンは2種類のスイッチから選択できるため、ユーザーの好みに合わせた設定が可能です。
センサー位置

WLMOUSE STRIDERのセンサー位置は、マウス本体の全長122mmに対してほぼ中央に配置されています。この配置はEndgame Gear XM2weと同様のアプローチを採用しており、多くのユーザーにとって自然な操作感を実現しています。センサーの中央配置により、マウスの回転軸がより安定し、特にローセンシでのエイミング時の一貫性が向上します。
筆者のような手の大きなユーザーがつかみ持ちで使用する際は、親指と小指を結んだラインにセンサーが位置します。この配置により、手首を支点とした素早い動きや微細な調整が直感的に行えます。特に高速な動きやフリック時でも、センサーがグリップの中心に近いため、意図した通りの軌道を描きやすい特徴があります。
コーティング
WLMOUSE STRIDERのシェル表面には、独自開発の高度なマットコーティングが施されています。このコーティングは、微細な表面加工技術により、指先に心地よいサラサラとした触感と優れたグリップ性能を実現します。特に、長時間のゲームプレイでも手汗による滑りを効果的に防ぐ特殊な表面処理が特徴です。
コーティングは高い耐久性を備え、通常使用での擦れや傷に強い特性を持っています。従来のマウスでよく見られる指紋や皮脂の付着による光沢の変化も最小限に抑えられています。特にホワイトカラーモデルは、独自の表面処理により汚れや指紋が目立ちにくく、長期使用でも美しい外観を保てます。
手汗による滑りが気になる方向けに、パッケージには標準グリップテープとカスタマイズ用グリップテープが同梱されています。長時間使用時には、グリップテープが操作性の向上に貢献します。テープの貼付位置は持ち方や好みに応じて自由にカスタマイズでき、マウスの性能を最大限に引き出すことができます。
LEDインジケータ
WLMOUSE STRIDERのLEDインジケータは、スクロールホイール直下の基板上に配置されています。シンプルな単色LEDを採用し、RGBライティングは省略されています。このLEDはDPIレベルとバッテリー残量の表示を担います。
DPI設定は6段階(400、800、1600、3200、6400、30000)がデフォルトとして用意されており、ソフトウェアでの切り替え時にLEDで現在の設定が確認できます。バッテリー残量が低下すると赤色LEDが点滅して警告を発し、充電中は緑色LEDで充電状態を示します。
LEDインジケータは必要最小限の情報を明確に表示する実用的な設計となっています。RGBライティングを省くことで、バッテリー効率と実用性を追求しました。このシンプルなシステムにより、ユーザーは直感的にマウスの状態を把握できます。
スクロールホイール
WLMOUSE STRIDERのスクロールホイールは、ラバーがはめ込まれたプラスチック製で、独特なトレッドパターンにより優れたグリップ力を実現しています。メインボタンから標準的な高さで突出するように設計され、操作性を重視した配置となっています。直径約2センチのホイールにより、正確な操作性と素早いスクロールを両立しています。
内部にはTTC Dust-Proof silverを採用し、適度な段階感と滑らかさを備えたスクロールを実現。ソフトな操作感と明確なノッチ感を両立しながら、過度な抵抗感を抑えています。
ゲーミング用途に最適化された設計により、スクロールを多用するゲームでも快適に操作できます。長時間使用での疲労を軽減する配置設計を採用し、持続的な使用でも快適性を保ちます。ホイールにぐらつきや傾き、偏りがなく、安定した操作感を備えています。
このスクロールホイールは、ゲーミング性能を重視しつつ、日常使用でも快適な操作感を実現します。適度な抵抗感と明確なフィードバックのバランスが優れており、競技シーンでも安定した操作が可能です。
重量
WLMOUSE STRIDERの重量は公称値45g(±2g)で、実測値は47.3gです。ミディアムからラージのサイズでありながら、トップ、サイド、ボトムに施された意匠性を兼ねた大胆な肉抜きにより、効果的な軽量化を実現しています。
重量バランスは、センター寄りの重心設計と左右対称の重量配分を採用。マグネシウム合金シェルと底面のABSプラスチックの組み合わせにより、軽量性と堅牢性を両立させています。
47.2gという重量は、現在のワイヤレスゲーミングマウス市場において軽量級に位置づけられます。この軽量設計により、素早いエイム操作が可能となり、長時間使用での疲労を軽減。急な方向転換や繊細な操作性も向上しています。
バッテリー持ち
WLMOUSE STRIDERは300mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載しています。実測テストでは、ハイパー競技モード使用時、1,000Hzで約69時間、4,000Hzで約20時間、8,000Hzで約16時間の連続使用が可能です。
バッテリーの消費量は、ポーリングレートの設定(8,000Hz使用時は消費電力が高く、1,000Hz使用時は省電力)、省電力モードの状態、使用環境や使用頻度により変動します。
バッテリー残量はLEDインジケータとソフトウェアで確認でき、残量低下時には警告通知が表示されます。付属のType-Cケーブルで充電でき、充電中でも有線接続で使用できます。さらに、バッテリー効率を最適化する自動スリープなどの省電力設定もソフトウェアで調整できます。
持ち方



WLMOUSE STRIDERは、左右対称デザインを採用し、先端が低く横幅が広めの形状で、全体の高さを抑えながらも後方が最も高くなるリアハンプ形状を特徴としています。
かぶせ持ちは、マウス本体が低く手の平を上部に密着させる必要があるため、このマウスには適していません。この持ち方では人差し指と中指のMP関節の動きが制限され、操作性が低下してしまいます。
つかみ持ちは、WLMOUSE STRIDERに最適な持ち方の一つです。中型から大型の手のサイズに適しており、素早い操作が可能です。両サイドの深いくびれにより、親指・薬指・小指のホールド感が優れ、親指でサイドボタンを操作しやすい設計となっています。また、人差し指と中指のMP関節が自由に動かせるため、高い操作性を実現できます。
つまみ持ちは、つかみ持ちに次いで推奨される持ち方です。指先だけでマウスを操作するこの持ち方では、滑り防止コーティングと深いくびれによる確実なホールドにより、正確なエイムと繊細な操作が可能です。
このように、WLMOUSE STRIDERは「つまみ持ち」と「つかみ持ち」に最適化された設計で、競技性の高いFPSゲームでの使用に特化しています。
ソフトウェア


WLMOUSE STRIDERは、ウェブソフトウェアの「WL MOUSE HUB」に対応しています。
「WL MOUSE HUB」は日本語UIに完全対応したブラウザベースの設定ソフトウェアで、インストール不要で直感的な操作が可能です。マウスの各種設定を簡単に行え、DPI設定は50から最大30,000 DPIまで50単位で調整可能で、3段階のプリセットに対応しています。ポーリングレートは125Hzから最大8,000Hzまで選択でき、用途に応じた最適な設定が可能です。
ボタン設定では、各ボタンのカスタマイズやマクロ記録・編集が可能で、デバウンスタイムも0~15msの範囲で調整できます。センサー設定では、ハイパー競技モードのオン・オフ切り替え、LODの調整(0.7mm/1.0mm/2.0mm)、MotionSyncのオン・オフ切り替え、8Kドングルのライティング調整が可能。また、スリープモード時間の設定で省電力機能も調整できます。
他のマウスと比較







重量比較では、WLMOUSE STRIDERが45gと最も軽く、次いでOGM CLOUD V2が55g、G PRO X SUPERLIGHT 2が60g、XM2weが63gとなっています。
センサーについては、WLMOUSE STRIDERとOGM CLOUD V2がPixArt PAW 3950/3950 HSを、XM2weがPixArt PAW3370を、G PRO X SUPERLIGHT 2が独自開発のHERO 2を採用。ポーリングレートは、WLMOUSE STRIDER、OGM CLOUD V2、G PRO X SUPERLIGHT 2が8000Hzに対応し、XM2weは4000Hzまでの対応です。
形状面では、すべてのモデルが左右対称デザインを基本としながら、それぞれ特徴的な設計を採用しています。
WLMOUSE STRIDERは、マグネシウム合金シェルで高剛性と軽量性を実現し、XM2weに似た深いくびれとリアハンプにより、中~大サイズの手に最適なつかみ持ち向けの形状となっています。OGM CLOUD V2は68mmの幅広ラージサイズが特徴的で、G PRO X SUPERLIGHT 2は多くのユーザーに適した汎用性の高いフォルムを採用しています。
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入力遅延測定
- 入力遅延測定の条件と免責事項等について(クリックで開きます)
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ゲーミングマウスの性能評価において、入力遅延の測定は重要な要素です。当サイトでは、NVIDIAが開発した遅延測定ツールLDAT(Latency Display Analysis Tool)を使用して、マウスの入力遅延を計測しています。LDATは、ゲームやアプリケーションにおけるクリックからマズルフラッシュまでの遅延を、迅速かつ正確に測定するツールです。
測定の仕組みは、光センサーをディスプレイ表面に取り付け、マズルフラッシュを検出します。測定したいマウスが実際にクリックされてからマズルフラッシュ発光までの時間を高精度で計測することで、マウスの実際の応答性能を客観的に評価できます。当サイトではこの測定における最小値を掲載しています。
ただし、マウスを総合的に評価する際は、入力遅延だけでなく、前述の形状、重量、ボタン配置なども重要な判断材料となります。LDATの測定結果と他の要素を総合的に分析することで、より自分に適したゲーミングマウスを選択できるでしょう。
他のゲーミングマウスの入力遅延データは、こちらで見れます【実測レビュー】WLMOUSE STRIDER|45g軽量&3.9ms低遅延のゲーミングマウス!免責事項等について免責事項・著作権
測定結果
Mouse Firmware:1.0.2.10 Receiver Firmware:1.0.2.10 Motion Sync:オン
WLMOUSE STRIDERの入力遅延性能について、LDATを用いて詳細な測定を実施しました。4000Hz接続時に最小遅延値3.9msを記録し、これは現代のハイエンドゲーミングマウスとして卓越した性能です。主要競合製品との比較では、Logicool Pro X Superlight 2(3.7ms)とわずかな差に留まり、Finalmouse ULX(3.8ms)やOGM CLOUD(3.9ms)と同等の性能を達成しています。
ポーリングレート別では、4000Hz設定時に最高性能の3.9msを記録し、2000Hzで4.1ms、8000Hzで4.2msとなりました。1000Hz設定ではハイパー競技モードの設定により性能差が生じ、オン時は4.6ms、オフ時は5.2msを示しています。
総合評価として、WLMOUSE STRIDERは4000Hz設定時に最適なパフォーマンスを発揮し、トップクラスのゲーミングマウスと互角の入力遅延性能を実現しています。特にLogicool Pro X Superlight 2との僅差は注目に値し、競技シーンでも申し分のない反応速度を提供します。なお、8000Hz設定は必ずしも遅延改善に寄与しないため、4000Hz設定での使用を推奨します。
まとめ
WLMOUSE STRIDERは、最新のテクノロジーと洗練された設計を融合した次世代型ワイヤレスゲーミングマウスです。マグネシウム合金シェルと底面のABSプラスチックの組み合わせにより、わずか47.3gの超軽量ボディを実現。122×66×38mmの左右対称デザインは、中~大サイズの手のユーザーに最適なフィット感をもたらします。
STRIDERでは、以前のBEASTシリーズの特徴であった側面の大胆なスリット状の肉抜き穴を大幅に改良しました。親指・薬指・小指が触れる面から大きな穴を排除することで、握った際の指の食い込みや違和感を解消しています。
最新のPAW 3950 HSセンサーを搭載し、ウェブソフトウェアと組み合わせることで、125~8000Hzのポーリングレートと50~30,000 DPIの広範な調整範囲に対応。4000Hz設定時には最小3.9msという優れた入力遅延性能を達成し、Logicool Pro X Superlight 2やFinalmouse ULXなどのトップクラスの競合製品と同等以上の性能を発揮します。さらに、300mAhバッテリーの採用により、軽量性を損なうことなく長時間の使用を可能にしています。
実用性の面では、ブラウザベースの設定ソフトウェアで直感的なカスタマイズができます。TTC Nihil Transparent Black DotまたはOmron Opticalsのスイッチを選択でき、USB-Cケーブル、8K/1K Nanoドングル、PTFEスケート、複数セットのグリップテープが同梱されています。
独自開発の高度なマットコーティングは、微細な表面加工技術により、指先に心地よいサラサラとした触感と優れたグリップ性を備えています。また、グリップテープを使用しなくても、長時間のゲームプレイ中の手汗による滑りを効果的に防止できます。
WLMOUSE STRIDERは、高性能と信頼性を追求するユーザーにとって、極めて魅力的な選択肢となっています。競技プレイヤーから一般ユーザーまで幅広い層を満足させる完成度を誇り、価格に見合う性能と信頼性を備えています。特に4000Hz設定時には卓越したパフォーマンスを発揮し、WLMOUSE STRIDERは2025年のゲーミングマウス市場において、確固たる地位を築くことでしょう。










[サンプル提供:KIBU]
購入方法と販売店
今回レビューしたマウス
KIBU SHOPにてクーポンコード GMX 適用で3%オフ

公称スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
メーカー | WLMOUSE |
製品名 | STRIDER |
重量 | 45±2g |
スイッチ | TTC Nihil Transparent Black DotまたはOmron Opticals(選択可能) |
エンコーダー | TTC Dust-Proof silver |
センサー | PAW 3950 HS |
ポーリングレート | 125-8000Hz(調整可能) |
DPI | 50-30,000 |
本体サイズ | 122×66×38mm |
バッテリー容量 | 300mAh |
材質 | マグネシウム合金 + ABSプラスチック(底面) |
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