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【実機レビュー】AIMchair丨座り心地と機能性を600時間検証!

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ゲーミングチェアを探す際、「デザインが派手すぎる」「オフィスワークとの両立が難しい」「サイズが大きすぎる」といった悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

そこで注目を集めているのが、日本発のゲーミングチェア「AIMchair」です。2023年の発売以来、洗練されたデザインと優れた機能性を兼ね備えた新世代のゲーミングチェアとして、テレワーカーやクリエイターからも高い評価を得ています。

本記事では、実際に600時間以上使用した経験を基に、AIMchairの組み立てから使用感まで、その特徴、性能、魅力的な点、そして今後の改善点を詳しく解説します。

49,800円で、ゲーミングとオフィスワーク双方のニーズを満たすAIMchairは、次世代型ゲーミングチェアの名にふさわしい製品です。

2025年3月現在、AIMchairは新生活セールで公式サイトにて10%オフとなっています。このレビュー記事を読んで気になった方は、ぜひこの機会にご検討ください。

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AIMchairについて

AIMchairは、ゲーマーの実践的な知見とニーズに基づいて開発された日本発のゲーミングチェアです。幅65×奥行68×高さ113~123cmという手頃なサイズでありながら、座面高さ43~53cm、重量16.8kg、耐荷重150kgの実用的なスペックを実現し、49,800円(税込)で提供されています。カラーバリエーションは、2023年8月1日発売のブラックとホワイト、2024年10月30日発売のオールホワイトの3色をラインナップしています。

特徴は、エルゴノミックデザインによる疲れにくい設計と充実した調節機能にあります。ランバーサポート、ヘッドレスト、4Dアームレスト、昇降機能、座面調節、最大123度のリクライニングという6つの調節機能を搭載。素材には、通気性の高いメッシュ素材の背もたれ、へたりにくい高密度ウレタンフォームの座面、高い安定性を誇るガラス繊維強化ナイロンフレームを採用しています。

実用面では、コンパクト設計により狭いスペースにも設置しやすく、組み立ても30分程度で完了します。デスクワークからゲームプレイまで幅広く対応し、メッシュ素材の優れた通気性、調節可能な座面、適度な硬さと反発力により、長時間の使用でも快適な座り心地を維持します。

このように、AIMchairはゲーミングチェアとオフィスチェアの長所を融合し、5万円未満で高級オフィスチェアに匹敵する機能性を実現しています。日本メーカー製品ならではの保証期間1年といった充実したアフターサポートもあり、テレワーカー、クリエイター、FPSゲーマーにとって非常に理想的な選択肢となっています。

パッケージと付属品

AIMchairは180サイズの段ボールで配送されます。パッケージには本体パーツ一式(背もたれ、座面、ガススプリング、キャスターなど)、詳細な取扱説明書、組み立て用のネジ類とワッシャー、六角レンチ一式、作業用の軍手が同梱されています。背もたれと座面パーツは合計10kg以上の重量があるため、開梱作業には十分な注意が必要です。開封と組み立ては大人一人でも可能ですが、不適切な持ち方や急な動作による落下や腰痛のリスクを避けるため、二人での作業をお勧めします。

開梱時は、パーツを広げて配置できるよう、2畳(約3.3平方メートル)の作業スペースを確保してください。床や周辺の家具を保護するため、梱包材は慎重に取り扱い、必要に応じて作業場所に保護シートを敷くことをお勧めします。また、梱包材は組み立て完了までパーツ保護用として活用できるため、保管しておくと便利です。

組み立て

AIMchairの組み立ては、大人一人で約30分程度で完了でき、必要な工具はすべて付属しています。組み立ては大きく2段階に分かれており、最初にキャスターを取り付けます。

キャスターホイールを脚部に差し込む際は多少の力が必要ですが、その後の座面や背もたれなどの主要パーツの組み立ては、全体で数工程の簡単な作業です。組み立てをサポートする図解入りの説明書が付属しており、公式の組立動画も用意されています。パーツ数が少なくシンプルな構造のため、一人でも無理なく組み立てられますが、より効率的で安全な組み立てには2人で行うことをお勧めします。

キャスターの取付

まず脚にキャスターを取り付けます。説明書に従い、手のひらでキャスターを穴に対して垂直に押し込むと、スムーズに装着できます。キャスターが脚に2~3ミリ入ったら取り付け完了です。次に、脚を正しい向きに置き、中央の穴にガススプリングを差し込みます。なお、スプリング上部にはグリスが付いているため、触れないよう注意してください。

ヘッドレストの取付

ヘッドレストを背もたれパーツの背面上部にあるネジ穴に合わせます。付属の皿ネジを各ネジ穴に垂直に差し込み、ネジ山を傷つけないよう注意しながら、六角レンチでゆっくりと締めて固定します。仮止めができたら本締めをして固定しましょう。

座面にアームレストを取付

座面は最も重いパーツですが、ここにアームレストを2本取り付けていきます。この作業は2人で行うと安全かつ効率的です。まず、座面裏の切掛けにアームレストを仮置きして左右の位置を確認します。次に、ワッシャーを準備します。ワッシャーには面取りされた滑らかな側があり、これを上向きにしてナベネジを通します。

付属のTハンドルレンチを使用し、ワッシャーを通したナベネジをネジ穴に垂直に差し込んで仮止めします。このとき、ネジ山を傷めないよう慎重に作業を行ってください。ネジは2種類の長さがありますので、説明書で確認しながら進めましょう。アームレストの幅は体格に合わせて調整できます。適切な位置で仮止めができたら、しっかりと本締めして固定してください。

座面と背もたれの取付

この工程では、AIMchairの中で最も重いパーツである座面と背もたれを組み合わせます。安全性と作業効率を考慮し、2人での作業を推奨します。まず、ネジ、ばね座金、ワッシャーを用意します。ワッシャーには面取りされた滑らかな面があり、この面を上にしてナベネジを通します。説明書に従い、ばね座金とワッシャーの順序を必ず守ってください。

座面裏の差し込み口を確認し、背もたれが取り付けやすいように座面の向きを調整します。背もたれを差し込んだら、レンチを使って各ネジ穴に垂直にネジを入れ、仮止めします。位置を確認した後、全てのネジをしっかりと本締めして固定します。

座面と背もたれの取付

最初に組み立てたキャスター付きの脚部(ガススプリング装着済み)と、組み立てた座面・背もたれユニットを垂直に接合します。この作業では重量のあるパーツを持ち上げて、目視しづらい座面裏の穴に差し込む必要があります。一人でも作業は可能ですが、腰への負担や安全性、作業効率を考慮して、二人での作業を推奨します。

完成

これで組み立ては完了です。使用開始後、数時間から数日の間に各パーツの可動によってネジが少しずつ緩むことがありますので、付属のレンチで締め直すことをお勧めします。実際に筆者の場合も、ヘッドレストのネジが緩んでいたため締め直しを行いました。

各部パーツの役割と使い心地

ヘッドレスト

ヘッドレストは6段階の高さ調節が可能で、両手で簡単に上下に動かせます。このパーツは頭と首をしっかりサポートし、着座姿勢を安定させることで、ゲームや作業時の没入感を高めます。

長時間のゲームプレイやデスクワーク時に疲れを感じたとき、首や頭部を預けることで首への負担を軽減します。デスクワーク中では安定した作業姿勢を保ち、効果的に疲労を軽減します。また、リクライニングした際には、モニターを見やすい角度で頭部をサポートし、リラックスした姿勢をもたらします。

このように、AIMchairのヘッドレストは、ゲームプレイやデスクワークなど、様々な場面で快適な姿勢をサポートします。高さ調節機能により、体格や好みに合わせた最適なポジションで使用できます。

ランバーサポート

AIMchairのランバーサポートは、メッシュ背もたれと一体化された設計で、背面のレバーで高さを簡単に調節できます。通気性の高い素材により、長時間使用しても快適な座り心地を保ちます。

姿勢サポートについては、腰部を効果的に支え、腰椎が自然なS字カーブを描けるよう設計されています。これにより背骨が適切な角度を維持し、正しい姿勢を保てます。ゲームプレイ時には、素早い動きにも対応しながら姿勢を安定させ、集中力の持続とモニター視認性の向上に役立ちます。

ランバーサポートの位置は、背面のレバーを上下することで簡単に調整できます。体格の大きい方は低め、小柄な方は高めに設定すると、体型に合った最適なサポート位置が見つかります。使用時は腰をしっかりと当てて深く座ることで、最大限のサポート効果を得られます。ただし、このパーツは取り外しができない仕様のため、最初の調整に慣れが必要かもしれません。

ランバーサポートについて、現行モデルでは上下位置の調整のみに限られているため、いくつかの改善点を感じました。例えば、腰椎部分のサポート圧を調整できる前後の出っ張り具合の調整機能や、体の歪みや姿勢の癖に対応できる左右独立した調整機能があれば、より自然なフィット感が得られるでしょう。また、現状の上下調整範囲をさらに広げることで、より幅広い体格のユーザーに対応できると考えられます。

これらの機能改善は次期モデルでの実装が期待されます。特に、ゲーミングとオフィスワークの両立を謳うAIMchairにとって、より詳細なカスタマイズ性は重要な差別化要素となるはずです。

座面

AIMchairの座面は幅49.5×奥行45cm、厚さ約77mmのコンパクトサイズです。高密度ウレタンフォームを採用しており、底付き感のない快適な座り心地で、長時間使用しても疲れにくい設計となっています。デスクワークからゲームプレイまで幅広く対応し、特に前傾姿勢でのゲームプレイに適しています。

実用面では、へたりにくい耐久性、体格に合わせた細かな座面調整機能、様々な作業姿勢への対応が特徴です。通常の作業姿勢やFPSゲームのプレイ時には問題ありませんが、ストリートファイター6をプレイする際、あぐらをかいてレバーレスコントローラーを操作する姿勢では、座面のコンパクトな設計により奥行きが若干不足していると感じました。

また、身長180センチ以上の方は、座面の大きさが体格に合うかどうか、事前に展示品で確認することをお勧めします。

座面調整

AIMchairの座面調整機能は、高さと前後位置の2つの基本的な調整が可能です。高さは座面右下のノブを時計回りに回すことで床面から43~53cmの範囲で調整でき、足裏全体が床にしっかりと接地する高さに設定することでプレイの安定性が増します。また、座面側面のレバーを操作することで、3段階での前後位置の調整も可能です。

座面調整の主な役割は、姿勢サポートと快適性の向上です。前傾姿勢では、座面を背もたれ側に寄せることで背中がフィットし、正しい姿勢を維持できます。これは特にFPSゲームなど、集中を要するゲームでの前傾姿勢に適しています。快適性については、高密度ウレタンフォームの採用により長時間の使用でも疲れにくく、座面前側を柔らかく設計することで膝や太ももへの圧迫感を軽減しています。

使用シーン別では、ゲームプレイ時は前傾姿勢でのプレイをサポートし、アクティブなプレイスタイルに対応します。デスクワーク時は座面を背もたれから離す方向に調整することで、オフィスチェアのような機能性を実現し、長時間の作業でも快適な座り心地を提供します。

このように、AIMchairの座面調整機能は、ゲームプレイとオフィスワークの両方のシーンで快適な使用感を実現する重要な役割を果たしています。ユーザーの体格や好みに合わせた細かな調整が可能で、長時間の使用でも疲れにくい設計となっています。

アームレスト

AIMchairのアームレストは4D調整機能を搭載し、前後・高さ・左右・回転の4方向に調整できます。高さは最大100mmまでの調整に対応し、肘置き部分はコンパクトで短めの設計です。

ゲームプレイ時は、手首や肘を支点としたFPS・TPSなどのゲームプレイをサポートし、マウス操作の安定性を高めます。腕の摩擦を抑えることでスムーズな動きを実現します。また、デスクワーク時には腕全体を乗せても安定する設計で、キーボード操作時の姿勢をしっかりとサポートします。デスクの高さに合わせた細かな位置調整も可能です。

素材には適度な柔らかさのポリウレタンを採用し、長時間の使用でも快適です。耐久性も十分に考慮された設計となっています。

各部の調整はとても簡単で、高さは下部のボタンで、前後・左右・回転は手で直接アームレストを動かすことで設定できます。また、組み立て時に説明したように、アームレストに座面裏にナベネジで固定されているため、アームレストの幅も調整可能です。

このように、AIMchairのアームレストは、ゲームプレイと作業の両方のシーンで快適な使用感を提供する重要な機能を果たしています。コンパクトな設計ながら、必要な機能を過不足なく備えた実用的な仕様となっています。

体重感知式ロッキング機構

AIMchairのリクライニング機能は、ゲーミングとオフィスワークの両方で快適に使えます。

体重感知式ロッキング機構により、使用者の体重に応じてロッキングの強さが自動的に最適化されます。体重が軽い人は少ない力で、重たい人は相応の力で背もたれの倒れる強度が調整されます。手動調整が不要なため、複数人での使用環境でも便利です。

リクライニング角度は90度、100度、112度、123度の4段階で固定できます。座面左下のノブを反時計回りに回すことで簡単に固定が可能です。オフィスチェア同等の背面設計により、90度での前傾姿勢が安定します。

ゲームプレイ時は90度の前傾姿勢を保ち、休憩時は最大123度までリクライニングできます。デスクワーク時は背もたれに体を預けることで、快適な姿勢を保てます。背座連動構造により、座面と背もたれが連動して動き、自然な姿勢をキープできます。

足回り

AIMchairの足回りとキャスターは、優れた安定性と機動性を備えています。基本構造にはガラス繊維強化ナイロンフレームを採用し、軽量でありながら高い強度を実現、公称値最大150kgの耐荷重を確保しています。

キャスターには、ナイロン製の部品を採用し、移動がスムーズで床面を傷つけにくく、静音性に優れた設計となっています。オールホワイトモデルではキャスターも白色で統一され、デザイン面での配慮も行き届いています。

実用性と使い心地の面では、5本脚が優れた安定性を提供し、片手で軽々と動かせます。以前使用していた重いゲーミングチェアと比べ、位置調整や掃除時の移動がとても簡単です。また、体重移動に対して適度な抵抗があり、デスクワークやゲームプレイ時も快適な機動性を実現しています。

メンテナンス面では、キャスターが取り外し可能で清掃が容易であり、長期使用での耐久性も考慮されています。さらに、コンパクトな足回り設計により、狭いスペースでも扱いやすくなっています。

このように、AIMchairの足回りとキャスターは、安定性と機動性のバランスが取れた設計となっており、日常的な使用において快適な操作性を備えています。

まとめ

AIMchairは、日本人向けに設計された革新的なゲーミングチェアです。メッシュ素材の背もたれと高密度ウレタンフォームの座面を採用し、人間工学に基づいたデザインと高機能性を両立。長時間座っても疲れにくく、安定した姿勢をサポートしながら、快適な座り心地で集中力を持続できます。

主な特徴として

  • コンパクトな設計で限られたスペースにも設置可能
  • 6つの調整機能(ランバーサポート、ヘッドレスト、4Dアームレスト、昇降機能、座面調節、最大123度リクライニング)
  • 通気性の高いメッシュ素材と高密度ウレタンフォームの採用
  • 高い安定性を誇るガラス繊維強化ナイロンフレーム
  • 体重移動や片手でスムーズに動かせるキャスター
  • 組み立ても約30分程度で完了

サイズは幅65×奥行68×高さ113~123cmと、日本の住環境に最適化されています。座面高さ43~53cm、重量16.8kg、耐荷重150kgという実用的なスペックを備え、デスクワークからゲームプレイまで幅広く対応します。

カラーバリエーションはブラック、ホワイト、オールホワイトの3色で、税込49,800円という価格設定ながら、高級オフィスチェアやゲーミングチェアと同等の機能性を備えています。1年間の製品保証をはじめとする手厚いアフターサポートも充実しており、ゲーマーやクリエイターの要望に応える「プレイヤーファースト」なゲーミングチェアといえます。

最後に、本記事公開時の2025年3月現在、AIMchairは公式サイトで新生活セール実施中。通常価格から10%オフ(Amazonでは5%オフ)の特別価格となっていますので、購入をご検討の方はぜひこの機会をご活用ください。

[サンプル提供:AIMchair]

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Gear MetriX 主筆|Aimerz+|GEARZGG|
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