GLOE、関西の映像制作会社クラッチ.を完全子会社化
GLOEは7月14日、株式会社クラッチ.の株式を取得し、完全子会社化することを決議したと発表した。

GLOEは「ゲームをきっかけに人と社会をHAPPYにする。」というミッションのもと、eスポーツ・イベントプロデュースを主軸としながら、マーケティング支援や映像コンテンツ制作、地域や教育、介護といった領域でゲームを活用した取り組みを進めている。創業当初から継続してきたイベントの企画・運営、ライブ配信、映像収録から納品を通じて培ったノウハウをもとに、多様なニーズに応える体制を整えてきた。
一方、クラッチ.社は2005年4月に設立された制作会社で、テレビ番組制作やライブDVD・Web動画の制作、大型イベントの構成・演出など、映像・イベントの分野で豊富な実績とノウハウを有している。大阪を拠点に、企業・行政・メディアと連携したイベントにも多数携わり、企画、演出、映像制作の現場をけん引してきた。
GLOEは、クラッチ.社の持つ「テレビ番組制作で培われた構成力」「ライブイベントの撮影・納品に関する実務力」といった強みと、同社のライブ配信やイベント運営における知見が掛け合わさることで、以下のような中長期的なシナジーが生まれると見込んでいる。
配信イベント分野における、TV番組的構成や演出ノウハウの活用、映像納品領域における、ライブ撮影、編集、パッケージ化といった体制の強化、コンテンツクリエイション事業との連携による、映像クリエイティブの拡張、人的交流や採用シナジーによる、制作人材の拡充と育成を挙げている。
GLOEは、クラッチ.社がGLOEグループの仲間になることで、グループ全体としての企画・制作体制がより多様化・強化され、映像表現の幅を広げていく一つの転機と捉えている。変化し続ける映像コンテンツの環境において、テレビ番組、Web動画、ライブイベント、eスポーツ配信といった領域・ジャンルを横断する新たな表現やビジネス創出を、クラッチ.社と共に模索し、実現していくとしている。
