レビュー Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8K Wireless Gaming Mouse

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Arbiter Studio

AKITSU Carbon Fiber 8K ワイヤレスゲーミングマウス

接続方式無線 / 有線 両方可能
ケーブル着脱式USB Type-C パラコートケーブル
メインスイッチCustom Dragon Claw Micro-switch
センサーPAW3395
サイズLength: 118mm Width: 59.7mm Height: 36.5mm
重量38±2g
DPI50刻みで最大26000まで設定が可能
ポーリングレート500/1000/2000/4000/8000Hzの5つで設定が可能
クリックレイテンシー0-15msの間で設定が可能
LOD1mmと2mmの二段階で設定可
Motion Syncオンオフ可

購入方法と販売店

AKITSU:究極のカーボンファイバー製ワイヤレスゲーミングマウス VancerとArbiter Studioとのコラボレーションにより、究極のカーボンファイバー複合素材ワイヤレスゲーミングマウス「AKITSU(アキツ)」が誕生しました。 革新的な技術を駆使したカーボンファイバー複合素材を採用し、比類なき軽量性能「38g」を実現しながら、優れた強度と耐久性を兼ね備えています。

要点

  • 小型軽量超剛性左右対称ゲーミングマウス
  • 手が小さい人から中程度の人におすすめ
  • カーボンファイバー製だから、超軽量で剛性がとても強い
  • ポーリングレート最大8K対応
  • インストール不要のウェブアプリ対応

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8K

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、VancerとArbiter Studioとのコラボレーションにより誕生したカーボンファイバー製ワイヤレスゲーミングマウスです。

PAW3395センサーを搭載し、プロから一般ユーザーまで幅広いニーズに応える性能を実現しています。

  • 最大8Kポーリングレートを実現
  • 高剛性カーボンファイバー素材を採用し、耐久性を向上
  • わずか38gの驚異的な軽さで、長時間使用でも快適
  • 1Kポーリング時は最大約60時間のバッテリー寿命
  • 便利なウェブアプリで、インストール不要のマウス設定が可能

人間工学に基づいた設計

  • 小振りなゲーミングマウスなので、手が小さい人から中程度の人におすすめ
  • 左右対称形状で、多様なグリップスタイルに対応する柔軟性

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、ゲーミングギアに革命を起こす最先端のデバイスです。高剛性カーボンファイバー素材と8Kポーリングレートの融合により、類を見ない性能と耐久性を実現しました。プロ競技からカジュアルプレイまで、あらゆる場面で卓越したパフォーマンスを発揮します。

動画

カラバリとコーティング

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kのカラーバリエーションは、シンプルながら洗練されたブラック1色のみとなっています。このマウスの特徴的な外観は、高級感と機能性を両立させています。

表面処理に注目すると、AKITSU – Carbon Fiber 8Kはわずかにテクスチャーのある、ザラザラとした触感を持つ表面仕上げが施されています。一見するとコーティングが施されていないように見えますが、これは意図的な設計選択であり、独特の操作感を生み出しています。

実際に長時間使用してみると、この表面処理の特性がよく分かります。特に夏場など、手汗が出やすい環境下で長時間使用すると、若干の滑りを感じることがありました。

付属品

付属品には、マウス本体、Type-Cパラコートケーブル、液晶付き8Kレシーバー、交換用スケート、クリップテープ、説明書一式が含まれています。

外見

上面

底面

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、高性能と美しさを兼ね備えた小型ゲーミングマウスです。フルカーボンファイバー製の左右対称デザインと滑らかな曲線が特徴で、コンパクトながら多様なグリップスタイルに対応する優れた汎用性を持っています。

このマウスは、手のサイズや好みに合わせて、パーム、クロー、フィンガーティップなど、様々なグリップスタイルを可能にします。この柔軟性により、長時間のゲームプレイでも快適な操作感を維持し、プレイヤーのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

マウスの名前「AKITSU(秋津)」は、古来の日本語でトンボを意味します。この由来を反映し、マウスの底面にはトンボをモチーフとした意匠が施されています。また、底面には電源ボタン、DPI変更ボタン、そしてポーリングレート変更ボタンが配置されています。

正面

後面

マウスの正面には、人間工学に基づいたU字型のガイドデザインが施されています。このデザインにより、指の自然な動きに合わせて快適にクリックできるため、長時間の使用でも疲労を軽減します。また、このユニークな形状は、様々なグリップスタイルに対応し、ユーザーの好みに合わせた柔軟な操作を可能にします。

メインボタンは、精密な操作性を重視して設計されています。短いプリトラベルと長いポストトラベルの組み合わせにより、クリック時の反応が素早く、かつ確実です。また、メインボタンにがたつきがないため、さまざまな場面でも安心して使用できます。

マウスシェルがメインボタンを包み込む構造を採用しています。これにより、一般的な持ち方をするユーザーには快適な使用感を提供しますが、メインボタンの端に指を置く特殊な持ち方をする方には、若干の慣れが必要かもしれません。

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kには、Custom Dragon Claw Micro-switchを採用しています。このスイッチは、クリアで鮮明な「カチカチ」という触覚フィードバックを生み出します。

左側面

右側面

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、コンパクトで洗練された設計により、小さめから中程度の手サイズのユーザーに最適化されています。両側面のくびれは控えめに設計されており、親指・薬指・小指が自然に添えられるような形状になっています。

コンパクトな本体に比べ、サイドボタンが大きく突出しているのが特徴です。この設計により、親指での操作が容易になり、使いやすさが向上しています。サイドボタンのデザインは角張った形状を採用しており、丸みを帯びた一般的なデザインとは一線を画しています。このユニークな外観は、ユーザーの好みによって評価が分かれる可能性があります。

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kのスクロールホイールは、やや低めに配置されており、使いやすさを重視したデザインとなっています。

ホイールのノッチの感触は、わずかな抵抗感を伴う滑らかな動きを特徴としています。この微妙な抵抗感は、ユーザーに精密な制御を可能にさせると同時に、スクロール時の快適さも提供します。ノッチの設計は、過度に強くなく、かと言って軽すぎもしない絶妙なバランスを実現しており、長時間の使用でも疲労を感じにくい仕様となっています。

重量

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、実測値で驚異的な40.0gという軽量設計を実現しています。この重量は、最先端の超軽量ゲーミングマウス市場でも際立つ特徴であり、長時間のプレイでも快適な操作感を維持します。本体には精密な肉抜き加工が施され、カーボンファイバー素材との相乗効果により、軽量性と耐久性を高次元で両立。これらの特性は、ハイレベルなゲーマーの厳しい要求に応える、卓越した性能を提供しています。

持ち方

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、洗練された左右対称デザインと流線型のフォルムが特徴で、多様なグリップスタイルに対応する高い汎用性を誇ります。特に、小から中くらいの手のサイズのユーザーに最適化されており、長時間のゲームプレイでも快適な操作感を維持します。ただし、大きな手の持ち主には若干小さく感じられる可能性があるため、購入を検討する際は実際に手に取って確認することをお勧めします。

驚異的な剛性

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、革新的なカーボンファイバー製シェルを採用し、驚異的な耐久性を実現しています。この先進的な素材は、極限の状況下でも形状と性能を維持し、長時間の激しいゲームプレイや過酷な使用環境にも耐える強靭さを誇ります。

さらに、この最先端素材は優れた強度だけでなく、使用時の快適性も追求しています。精密な設計により、操作中の不快な音や振動を最小限に抑え、ユーザーに静かでスムーズな操作感を提供します。これにより、プレイヤーは外部の要因に煩わされることなく、ゲームに集中できる環境を手に入れることができるのです。

液晶付きレシーバー

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kには液晶付きレシーバーが付属します。このレシーバーは、マウス本体のバッテリー残量、現在のDPI、ポーリングレート、LOD、モーションシンクのオン・オフ状態を表示する便利な機能を備えています。

VANCER WEB HUB

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、ドライバーをインストールすることなく、ブラウザ上のウェブアプリでマウス本体の設定をすることができます。VANCER WEB HUBを使えば、DPI、ポーリングレート、デバウンスタイム、そしてLOD(リフトオフディスタンス)を簡単に調整できます。この機能により、ゲーマーは好みの設定をすぐに反映させ、プレイスタイルに合わせたカスタマイズを素早く行うことができます。

入力遅延測定

ゲーミングマウスの性能評価において、入力遅延の測定は極めて重要です。当サイトでは、LDATを使用してマウスの入力遅延を計測しています。具体的には、マウスクリックからマズルフラッシュが発光するまでの時間を高精度で測定します。この方法により、マウスの実際の応答性能を客観的かつ相対的に評価できます。当サイトでは、この測定の最小値と平均値を掲載しています。

しかし、マウスの総合的な評価には、入力遅延だけでなく、前述の形状、重量、ボタン配置なども考慮する必要があります。LDATの結果と他の要素を総合的に分析することで、より自分に適したゲーミングマウスを見つけることができるでしょう。

条件

項目備考
CPURyzen 9 7950X3D
Mother BoardASRock B650 livemixerを使用。マウスはLightning Gamingポートに接続
マウス以外のUSB機器は接続せず、キーボードはBluetooth接続
GPURTX3090
DisplayDell AW2524HF
GameVALORANTの射撃演習場で測定。設定はフルスクリーンモード、ローインプットバッファモードをオン、Nvidia Reflex Low LatencyはOn + Boost。
垂直同期はオフ、グラフィック設定は低。
Mouse DPI800固定
Mouse Polling Rate1000Hzからスタートし、最大8Kまで測定
デバウンスタイム変更できるものは最小値に設定
クリック回数100回
Receiver Firmware0.0.6.0
Mouse Firmware0.0.6.0
Motion Syncオン

入力遅延 – 平均値

AKITSU – Carbon Fiber 8K Input Delay Average
Steelseries IKARI OPTICAL – wired 1K
4.69ms※最速
AKITSU wired 1K
9.06ms
AKITSU wireless 2K
9.72ms
AKITSU wireless 8K
10.09ms
AKITSU wireless 4K
10.16ms
AKITSU wireless 1K
10.21ms

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kの平均値遅延は、

  • 比較対象の中で、Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは全体的に高い遅延を示しています。これは高性能ゲーミングマウスとしては改善の余地があるポイントです。
  • Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kの無線接続では、2Kモードが最も低遅延で平均9.72msを記録。ただし、他ブランドと比べるとまだ高めの数値です。
  • 最低遅延を記録したのはSteelseries IKARI OPTICAL MOUSE(有線1K)で、平均4.69ms。これはAKITSUの最良結果の約半分の遅延です。

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは他の比較対象より遅延が大きい傾向にありますが、実際のゲームプレイでの影響は個人の感覚や環境によって異なる可能性があります。製造元には今後のモデルやファームウェアアップデートでの改善が期待されます。

購入を検討する際は、この遅延データに加えて、軽量性やデザイン、耐久性などの特徴も総合的に評価することをおすすめします。各ユーザーのニーズや優先事項に合わせて、最適な選択をすることが重要です。

入力遅延 – 最小値

AKITSU – Carbon Fiber 8K Input Delay Minimum
Steelseries IKARI OPTICAL – wired 1K
3.30ms※最速
AKITSU wired 1K
5.20ms
AKITSU wireless 2K
5.20ms
AKITSU wireless 8K
5.60ms
AKITSU wireless 1K
5.80ms
AKITSU wireless 4K
6.30ms

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kの最小値遅延は、

  • Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、全体的に他のモデルよりも高い遅延を示しています。有線1Kモードと無線2Kモードで最も良い結果を出しており、両方とも5.20msの最小遅延を記録しています。
  • Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kを無線接続した場合では、2Kモードが最も低い遅延を示していますが、8K、1K、4Kモードの順に遅延が増加しています。

これらの結果から、Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは他のモデルと比較して遅延が高い傾向にあることがわかります。しかし、実際のゲームプレイでこの差が顕著に感じられるかどうかは、個々のユーザーの感度や使用環境によって異なる可能性があります。AKITSUマウスの他の特徴(軽量性、デザイン、耐久性など)も考慮に入れて、総合的に評価することが重要です。

結論

Arbiter Studio AKITSU Carbon Fiber 8Kは、

  • 超軽量設計:実測値で約40.0gという驚異的な軽さを実現し、長時間のプレイでも快適な操作感を維持します。
  • 高性能センサー:PAW3395センサーを搭載し、プロから一般ユーザーまで幅広いニーズに応える性能を実現しています。
  • 高剛性カーボンファイバー素材:耐久性が高く、過酷な使用環境にも耐える強靭さを誇ります。
  • 最大8Kポーリングレート:高速な応答性を実現し、競技シーンでも活躍が期待できます。
  • 人間工学に基づいた設計:小から中くらいの手のサイズのユーザーに最適化され、多様なグリップスタイルに対応します。
  • カスタマイズ性:ウェブアプリを通じて、DPI、ポーリングレート、デバウンスタイム、LODなどの設定が可能です。

一方で、遅延性能については改善の余地があります。他の高性能ゲーミングマウスと比較して全体的に高い遅延を示しており、特に無線接続時の2Kモードが最も低遅延ですが、それでも他ブランドと比べると高めの数値となっています。

総合的に見て、AKITSU Carbon Fiber 8Kは革新的な素材と設計を採用した高性能ゲーミングマウスですが、遅延性能に関しては今後の改善が期待されます。軽量性、耐久性、カスタマイズ性を重視するユーザーにとっては魅力的な選択肢となるでしょう。ただし、購入を検討する際は、個人の使用環境やプレイスタイル、そして遅延に対する感度を考慮に入れることが重要です。

[レビューサンプル提供:Arbiter Studio]

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この記事を書いた人

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Gear MetriX 主宰|Aimerz+|GEARZGG|
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